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【障害福祉×デザイン×地域協働】JR東日本山手線沿線にて、オリジナル電車カードが配布開始!

PR TIMES / 2022年4月25日 10時15分

JR東日本東京支社池袋運輸区×障害者支援施設との地域コラボレーションによって、今までにない世界観の電車カードが誕生。

株式会社ニューモア(本社:東京都八王子市 代表取締役:YORIKO)が企画運営する、福祉作業所利用者の絵を商業デザインに展開する事業「想造楽工(そうぞうがっこう)」は、東日本旅客鉄道株式会社東京支社池袋運輸区(以下JR東日本池袋運輸区)からの依頼により、同運輸区お客さまに配布される電車カードのデザインを制作しました。イラストは同区の障害者支援施設「社会福祉法人フロンティア いけぶくろ茜の里」に依頼。JR東日本池袋運輸区社員、茜の里利用者と共に絵の制作を行い、デザインを仕上げました。
カードは4月より山手線沿線にて、車掌・運転士から受け取り可能予定です。




制作した電車カードについて

今回制作したのは、JR東日本池袋運輸区内で子どもなどの乗客に配布される、非売品のカードです。一般的なカードは電車カードと呼ばれ、電車の写真が用いられることが多いですが、このカードでは、障害者支援施設「いけぶくろ茜の里」利用者の方々が描いたイラストを主役に起用。表面にはユニークな電車や車掌などのイラストを、裏面にはJR東日本池袋運輸区からのメッセージが掲載されています。

[画像1: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-74c8597422f585617015-14.jpg ]



【JR東日本池袋運輸区からのメッセージ全文】
私たちは、様々な人々が立場を超えて互いを思いやることのできる社会を願い、活動をしています。
このカードに使われているイラストは、豊島区にある障害者支援施設「いけぶくろ茜の里」に通う、障害のある方々が描いてくれたものです。
世界には私たちの知らないことがたくさんあります。
鉄道は街と街を繋ぐ物ですが、人とひとを繋ぎ、お互いを知ってもらう、そんなことも可能にするものであると信じています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-18b66bfdf529cf49b9cb-8.jpg ]


JR東日本池袋運輸区としての電車カード制作は初の試み。
デザインは2種類、2022年4月上旬から池袋運輸区の山手線運転士、車掌により順次配布される予定です。
※手元に在庫がなくお渡しができない場合もございます。ご了承ください。
[画像3: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-f749bac35695a106febe-12.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-a27e80383b4c239821d9-13.jpg ]




制作の過程

このプロジェクトはJR東日本池袋運輸区・茜の里・ニューモア間で半年以上の時間をかけ実現させました。
実施の目的や制作方法など両者でヒアリングや話し合いを重ね、イラストの制作にあたっては、JR東日本池袋運輸区の社員8名の方々といけぶくろ茜の里を2回に渡り訪問。利用者の方々(B型約15人・生活介護約20人が参加)と実際に交流し、絵の制作会を行いました。登場する車掌のイラストは、JR東日本池袋運輸区社員の方々がモデルとなっています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-fd4b292448f78c2797ad-4.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-bcbf9be7c0088bdeadb2-5.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-3d50308565dcceb65ca7-6.jpg ]



JR東日本池袋運輸区車掌 高橋 秋彦さんからのコメント 
以前から当区でも、お子様向けなどにカードを配布したいと思っていました。


今までのカードとは違ったかわいらしい印象があり、幅広い層のお客様に喜ばれそうな印象です。「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組む企業として活動を続けていますが、障害者支援施設の方々と実際に交流をさせていただき我々にとっても世界が広がりました。さまざまなお客様のお手元に届き、理解が広まることを目指します。

[画像8: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-6de1936ef7ed38b3f15f-10.jpg ]


社会福祉法人フロンティアいけぶくろ茜の里支援員 近直之さんからのコメント
予想以上のとても素敵な仕上がりに、一同感激しております。
文面についても我々の思いを代弁してくださっており、池袋運輸区の皆さまと思いを共有できたことがとても嬉しいです。今回ご一緒させて頂いたこと、本当に感謝しております。
[画像9: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-d480597396a573249935-11.jpg ]




「枠を超える創造を一緒に」障害福祉×デザインの協働チーム想造楽工

想造楽工は株式会社ニューモアが、「障害の壁を越え、持ち味を生かし『好きなことを仕事にする喜び』『他者と協働する楽しさ』を目指せる世の中をつくる」をミッションに活動するデザインチームです。
福祉作業所に通う、障害のある方をイラストレーターとして迎え、慈善事業ではなく「ビジネス」として展開しています。絵の表現力の可能性を信じ、それぞれが持ち味を発揮し社会と対等に交わり働く環境をつくることを目標に活動しています。
2020年11月の立ち上げ以来、各地で企業や自治体とコラボレーションし制作を手掛けてきたほか、自社プロダクトの販売を行なっています。
[画像10: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-d04c8340c7ec7bfbe059-16.jpg ]

(福祉作業所と行っている絵の制作現場)

[画像11: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-13363824bca94ffdf0dc-7.jpg ]

(制作例:複合商業施設八王子オクトーレエントランス装飾)

[画像12: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-6597c0e3c7a9acfbd512-15.jpg ]

(半年に一度開発している自社プロダクト)

◾障害者福祉市場の課題に挑戦
一般企業で勤めることが困難な障害のある方が所属する、就労継続支援事業所利用者の月間平均賃金はA型で78,975円、B型で16,369円で(令和元年度)となっており、障害のある方の所得の低さ・職業選択肢の幅の狭さが課題のひとつとして挙げられます。
[画像13: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-66d18a8332edb302c603-0.png ]

想造楽工ではその課題解決の糸口として、障害のある方の「絵の才能」に着目。絵にデザインを加え、完成度を高め商業に展開させることで、制作に対して正当な報酬を支払う「仕事」の創出を図ります。


[画像14: https://prtimes.jp/i/65066/24/resize/d65066-24-d3b33d87ba92201e825b-1.png ]



◾制作者|東日本旅客鉄道株式会社東京支社池袋運輸区
◾イラスト制作|就労継続支援B型事業所いけぶくろ茜の里


想造楽工ではさまざまなコラボレーションを目指しています。
ご関心のある方は、お気軽に下記よりお問い合わせください。

◾お問い合わせ先
【想造楽工】
公式サイト|https://sozogakko.com
オンラインストア|https://sozogakko-store.com
Instagram|https://instagram.com/sozogakko_official

【想造楽工企画運営:株式会社ニューモア】
本社所在地|〒193-0835 東京都八王子市千人町2-16-1丸神ビルB305
代表者|YORIKO(宮島依子)
WEBサイト|https://newmor.net
メール|contact@newmor.net

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