アカデミー賞ノミネートアニメーション作家 山村浩二監督、芥川賞作家 小川洋子原作によるVR作品『耳に棲むもの』がアヌシー映画祭2024 VR部門にノミネート!
PR TIMES / 2024年4月26日 11時15分
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株式会社講談社VRラボ(本社:東京都中央区、代表取締役:石丸 健二 以下当社)が企画・制作したVRアニメーション『耳に棲むもの』(以下本作)がアヌシー国際アニメーション映画祭2024においてVR部門のコンペティションにノミネートされました。
【耳に棲むものについて】
本作は、芥川賞作家で紫綬褒章受賞の小川 洋子がVR作品のために書き下ろしたオリジナル原作をもとに、アカデミー賞ノミネートアニメーション作家で同じく紫綬褒章受賞の山村 浩二が監督を務めた、画期的かつ野心的なVRアニメーションです。独特の世界観を持つ二人の巨匠が、2年の歳月を掛けてVRというメディアでしか味わえない作品を完成させました。これまで4つの国際映画祭で受賞するなど世界で高い評価を得ている作品です。2024年秋以降には世界に向けて配信を開始する予定です。
【アヌシー国際アニメーション映画祭について】
毎年フランス南東部の都市アヌシー市で開催されるこの映画祭は、1960年にカンヌ国際映画祭のアニメーション部門が独立して設立された世界最大規模かつ最も長い歴史を持つ国際アニメーション映画祭です。200作品以上の世界中のアニメ作品が上映され、コンテンツマーケットを含めて10万人以上が訪れる大規模イベント。国際アニメーション映画協会、映画芸術科学アカデミー公認映画祭。本作の監督、山村浩二は本映画祭で2021年『幾多の北』長編コントルシャン部門クリスタル賞、2003年『頭山』が短編部門グランプリを受賞している。
https://www.annecyfestival.com/
【本作受賞・ノミネート歴】
Ottawa International Animation Festival 2023 Best VR Awards
ADC 103rd Annual Awards Animation ノミネート
Cinequest Film Festival 2024- Cinequest Award Winner
Lumiere Japan Awards 2023 Special Award
2023アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA ADAA大賞・経済産業大臣賞 (一般カテゴリー/エンターテインメント(産業応用)部門)
The 29th ifva Awards - Media Arts Category Silver Award
Annecy Film Festival 2024 ノミネート
Kaohsiung Film Festival XR Dreamland ノミネート
Beijing Film Festival- ノミネート
ANIFILM 2024 - ノミネート
Beyond the Frame Festival 2023 ノミネート
Philadelphia Independent Film Festival- ノミネート
【あらすじ】
孤独な少年の耳に棲むものとは?そしてなぜ少年の耳に!?
その少年は、毎日土を掘っては、そこで見つけたものをクッキー缶の中に集めていた。そして少年のノートには、彼の人生と、拾い集めた物たちが発する孤独な声たちが記録されていた。そんな彼の耳の奥には、4人の音楽隊と、レース状の偕老同穴に住む2匹のエビが住んでいた。彼らは、少年が涙を流すたびに演奏とダンスをして少年を励ましてくれた。彼はお礼に、拾ったものが入ったクッキー缶を振る。そうやって少年は成長していった。成人した少年は補聴器を売るセールスマンになり、孤独な声を拾い集めることも涙を流すこともなくなっていた。ある日、彼はTVのニュースで見た、日系人強制収容所で見つかった手製の小鳥のブローチに魅了され、少年の頃を思い出し、再び孤独な声たちを拾い集める旅に出る。そこで彼が出会ったものは…?
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【作品概要】
・作品名:耳に棲むもの(My Inner Ear Quartet)
・製作年:2023年
・作品尺:約35分
・ジャンル:VRアニメーション
・言語:日本語・英語
・企画・制作:講談社VRラボ
・製作:講談社
・配信:2024年秋以降を予定
【メインスタッフ】
監督:山村浩二
原作:小川洋子
脚本:小川洋子・山村浩二
プロデューサー:石丸健二
CGディレクター:Gee Yeung
音楽 : 上野耕路
音響監督:太田昌孝
【メインキャスト(日本語/英語)】
男:岡田将生/Daman Mills
少年:川口調/Nicholas Young
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【監督 山村浩二(ヤマムラコウジ)について】『頭山』(02)が第75回アカデミー賞にノミネート、アヌシー最高賞はじめ、6つのグランプリを受賞、長編『幾多の北』(21)がアヌシー最高賞、映画祭受賞は140を超える。紫綬褒章受章。東京藝術大学教授。
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【原作者 小川洋子(オガワヨウコ)について】1962年 岡山市生まれ 早稲田大学第一文学部文芸科卒
1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。
主な著書「妊娠カレンダー」、「博士の愛した数式」、「密やかな結晶」、「ことり」、「掌に眠る舞台」など。最新刊はエッセイ集「からだの美」(文藝春秋社刊)
【株式会社講談社VRラボについて】
2017年10月に総合出版社の講談社と国内最大手のデジタルアニメーションスタジオであるポリゴン・ピクチュアズにより設立されたVRというメディアを駆使した新しいストーリーテリングを企画・研究するスタジオです。最新のテクノロジーを最大限生かしたコンテンツとは何か?を探求し、それを形にして世界に向けて発信して参ります。
代表取締役:石丸健二
公式ホームページ:kodanshavrlab.com
【このリリースに関するお問い合わせ】
株式会社講談社VRラボ Pun Sham Kiu(プン)まで
住所:〒104-0045東京都中央区築地2-4-10SAテンハウス5階
メール:contact@kodanshavrlab.com
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