あんなクルマやこんなクルマのカタログがたくさん…昭和・平成がなつかしい
レスポンス / 2023年5月6日 7時30分
『昭和・平成に誕生した 懐かしの国産車』
時代を駆け抜けた個性あふれる車たち
著者:渡部素次
発行:三樹書房
定価:3080円
ISBN978-4-89522-790-2
1950年代から1990年代までの時代を象徴した42台をピックアップし、時代背景や当時の出来事とともに詳しく紹介。思わず懐かしいと声をあげたくなるクルマ達が当時のカタログと共にページを彩っている。
著者が親子二代でコレクションした膨大な自動車カタログの中から、昭和・平成を代表する国産車42台について、そのカタログの内容とともに、クルマが登場した時代の社会的背景や主な出来事も加え、一台一台を詳細に紹介。シニア世代の方には懐かしく、若い読者の方には、この時代の個性的な車種と歴史がわかりやすく理解できる。
基本的なページ構成は年代順となっており、その時代時代のエポックメイキングなクルマ達が紹介されている。例えばバブル期にあたる第5章ではトヨタ『セリカXX』や『ソアラ』、日産『レパード』が登場するが、一方で、2代目ダイハツ『シャルマン』を紹介するあたりにマニアックさが表れている。
そのマニアックさでいえば、第4章のマイカーの急増と排ガス対応の時代では、日産『スカイライン2000GTR』が出るのは当然としても、ロータリーエンジンを搭載したマツダ『カペラ』や『サバンナ』とともに『ロードペーサーAP』も記されている。この章では7台中3台がマツダ車であり、著者のマツダ、ひいてはロータリーエンジンへのこだわりも感じられる。
またそれぞれのクルマの解説は単にカタログデータなどだけではなく、著者の思い出なども語られているのも特徴的だ。
資料という堅苦しい気分ではではなく、オールカラーのページをめくりながら興味のあるクルマのカタログ写真や文章を楽しむことができる1冊である。
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