元“ヤマンバ”ギャルの37歳女性が“未婚の母”を選んだ理由「シングルマザーだって楽しく生きていける」
日刊SPA! / 2024年4月1日 15時54分
「いかつめな化粧をしてるから表面上だけでも強くいようと思えたんでしょうね。化粧をすると自信が持てました。陽キャになれたんです」
◆仲間との諍いや掲示板での誹謗中傷…きょんさんを変えた人生の転換期
きょんさんは周囲の目を気にするタイプだったという。
「元々ネガティブな性格で、常に最悪のことを考えて生きちゃう人間なんです。街を歩いてて人がこっちを見てたりすると(私ってやばいやつなのかな)って気にしちゃう。めっちゃ勘繰ります。そういう性格だからギャル時代のブログは闇(病み)日記になってました(笑)」
そんなきょんさんにとってアンジェリークに加入したことが人生の転換期となった。“人に媚びない”というサークルの方針から受けた影響だけでなく、まるでビジネスマンのような仕事を任されるサークル活動、仲間同士のいざこざ、メディアへの出演、街を歩けば同世代のギャルから握手を求められる生活……そうした経験が彼女を少しずつ変えていったのだ。
「サークルにいた頃は色々ありました。仲間との間で問題が起きたこともあるし、『雑誌話』って掲示板にあることないこと書かれたこともあって。それでメンタルがやられてた時期もあったんですけど、そういう経験を重ねるにつれて強くなった気がします。くだらないことを書くやつなんてどうでもいいと思えるようにもなりましたね」
困難を乗り越えていくなかで、これからはひとりでもやっていけるという自信が芽生えていったそう。きょんさんは20歳でアンジェリークを卒業。同時にギャルスタイルもやめた。
「髪を暗くして化粧を薄くして。なんでだろうな……自然な流れでそうしてたんですよね。きっとそれまでは“盛る”ということにどこかで頼ってたんだと思います。卒業を決めたときにはギャルの見た目にならなくてもやっていけるという自信がありました」
卒業後、きょんさんは人材派遣のコールセンターでリーダーに就く。仕事にはやりがいを感じ、生活や将来への不安はなかったという。それもまたサークルで社会人スキルを培ってきたからかもしれない、ときょんさんは語る。
◆好きだった人からのプロポーズ、第一子誕生。幸せな生活の影で生まれた歪み
そして22歳で当時交際していた男性と結婚。ずっと好きだった人からのプロポーズ、断る理由はなかった。1年半後には彼との間に第一子となる長女が誕生。子どもが大好きなきょんさんはすっかり溺愛し、育児に励んだ。我が子との生活は何よりも幸せだった。
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