長嶋一茂「長嶋茂雄の息子に生まれて、アイデンティティを保つのは正直言って大変」

長嶋一茂

　元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂（58）が19日放送のニッポン放送「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」に出演。父の巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の息子に生まれた自身について語った。

　松任谷から「おモテになったでしょう？」と聞かれた一茂が「本当にモテたことがなくて」と答えた。

　それを聞いた松任谷が「いきなり真髄突いちゃうけど、長嶋茂雄の息子だから、そういう風に見られたら嫌だ。それでモテるのは嫌だって、アイデンティティをぼやかしているようなところがあったんじゃないかな？」と言うと「確かに、長嶋茂雄の息子に生まれて、アイデンティティを保つのは正直言って大変です。面倒くさいし煩わしいし。いまもってそうです」と言いながら「由実さんとお会いできるのは長嶋茂雄のおかげかもしれない、とかって常に思うんです。でもそれは消せないので」と明かした。

　松任谷は「もう超えちゃっていると思うんですよ。長嶋一茂という立場が、もう全然違うベクトルで、違うところにもうあって抜けたって感じですよね」と語ったが、一茂は「いやいやいや。そう言ってもらえてありがたいですけど。いまだに長嶋茂雄の息子で、まだおしめも抜けてない感じでいるんですけどね」とした。

　一茂にとって父は「スーパースターだと思っていますし、雲の上の人っていうのは、今になっても変わらない」としながらも「親としては話が変わってくるけど」と笑っていた。