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【五輪最終予選】U―23イラク代表がパリ切符獲得!インドネシアを延長戦の末に制す J・アリが決勝弾

スポニチアネックス / 2024年5月3日 3時21分

<U-23イラク代表・U-23ベトナム代表>後半、PKを決めたU-23イラク代表のJ・アリはポーズを決める(撮影・小海途 良幹)

 ◇サッカー・パリ五輪最終予選兼U―23アジア杯カタール大会 イラク2―1インドネシア(2024年5月2日 ドーハ)

 パリ五輪最終予選を兼ねたU―23アジア杯カタール大会は2日(日本時間3日)、ドーハで3位決定戦が行われ、イラクがインドネシアと延長戦の末、2―1で制した。イラクは今大会3位までに与えられる今夏のパリ五輪出場権を獲得。4位が確定したインドネシアは大陸間プレーオフに回ることとなり、9日に最後の五輪切符を懸けてアフリカ4位のギニアと対戦する。

 準決勝で日本に敗れたイラク、ウズベキスタンに敗れたインドネシアによる一戦。会場はスタンドの半分以上がインドネシアサポートで埋め尽くされていた。

 大応援団の後押しを受け、インドネシアは前半19分、DFジェナーが先制ゴール。それでもイラクは同27分にDFのT・ザイドが同点ゴールを奪い、1―1で試合を折り返した。

 後半は両軍無得点に終わり、延長戦へ。激闘に終止符を打ったのはエースだった。延長前半6分、イラクMFのJ・アリがペナルティーエリア内でボールを受け、右足一閃(いっせん)。ネットを突き刺し、“五輪決定弾”となった。

 トップ下やウイングをこなすJ・アリは、20歳ながら国を代表するアタッカーだ。A代表にも名を連ね、森保ジャパンと対戦した今年1月のアジア杯1次リーグ第2戦でも先発して勝利に貢献。この日も持ち味の決定力を生かし、チームをパリへ導いた。

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