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延長戦制したイラクがパリ五輪出場決定!! “歴史的躍進”インドネシアは運命の大陸間POへ

ゲキサカ / 2024年5月3日 3時16分

イラクが延長戦を制し、五輪出場を決めた

[5.2 U23アジア杯3位決定戦 イラク 2-1(延長) インドネシア]

 AFC U23アジアカップは2日、3位決定戦を行い、イラクが2大会ぶり6回目のオリンピック出場を決めた。エースのFWアリ・ジャシムが延長戦で決勝ゴールを決め、インドネシアを2-1で撃破。一方、今大会初出場で歴史的躍進を遂げたインドネシアはアフリカ4位・ギニアとの大陸間プレーオフに回ることが決まった。

 準決勝で日本に0-2で敗れたイラクと、ウズベキスタンに0-2で敗れたインドネシアによる3位決定戦。勝利したほうがパリ五輪出場権獲得、敗れたほうがフランスで今月10日に一発勝負で行われる大陸間プレーオフに回るという運命の一戦となった。

 試合は前半19分、今大会初出場にしてベスト4まで辿り着いたインドネシアが先手を取った。FWウィタン・スレイマンがFWラファエル・ストライクとのショートCKからクロスを上げると、相手DFのクリアのこぼれ球を拾ったMFイバル・ジェンナーがペナルティエリア外から右足一閃。地を這うシュートをゴール右隅に突き刺した。

 ところがイラクも前半27分、同じくセットプレーから同点に追いついた。MFムンタドハー・モハメドの右CKがGKエルナンド・アリのパンチングミスを誘い、ボールが高く浮き上がると、これにFWニハド・ムハマドがヘディングで反応。中に折り返したボールをDFザイド・ターセーンが頭で押し込んだ。

 後半はオープンなせめぎ合いが続く中、両者ともカウンターから決定機を創出。それでも28分、イラクのN・ムハマドがGKをかわして放ったシュートはDFナタン・チョエ・ア・オンの決死のゴールカバーに阻まれると、38分のインドネシアはストライクの折り返しにジェンナーが反応し切れず、そのまま1-1で延長戦にもつれ込んだ。

 そうして迎えた延長前半6分、イランがついに均衡を破った。最終ラインに下りたムンタドハー・モハメドのロングフィードが前線に入ると、これに反応したのがエースのA・ジャシム。2004年生まれにしてA代表10試合出場の経験を持ち、今年初旬のアジア杯でも3アシストを記録していた20歳が冷静な右足シュートでGKとの1対1を制した。

 インドネシアはC大阪所属のDFジャスティン・ハブナーが目測を誤って裏を突かれ、痛恨の失点。そこからの25分間でなんとか反撃に出ようとしたが、イラク守備陣を崩すことができず、延長戦の末に無情な結末を迎えた。

 この結果により、イラクの2016年リオデジャネイロ大会以来の五輪出場が決定。一方、インドネシアにとって史上初の五輪出場、また東南アジア勢にとってマレーシアとビルマが出場した1972年ミュンヘン五輪以来52年ぶりの五輪出場はプレーオフに持ち越す形となった。
●AFC U23アジアカップ2024特集●パリオリンピック(パリ五輪)特集

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