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Rソックス・上沢 完璧デビュー 2回以上投げ完全は日本人初「凄く素敵な経験」

スポニチアネックス / 2024年5月4日 1時33分

ジャイアンツ戦でメジャーデビューしたレッドソックス・上沢(AP)

 ◇インターリーグ レッドソックス1―3ジャイアンツ(2024年5月2日 ボストン)

 レッドソックス・上沢直之投手(30)が2日(日本時間3日)、念願のメジャーデビューを果たした。本拠地フェンウェイ・パークでのジャイアンツ戦で、1―3の8回から5番手で登板。回をまたいで2イニング打者6人を完全に封じた。

 先頭の昨季36本塁打のソレアを三邪飛に打ち取り、2死から4番コンフォートを空振り三振。9回も3者凡退に抑えた。打者6人を仕留めたのは全てスプリット。直球の最速は91・8マイル(約148キロ)ながら、全19球中、12球がスプリットで、カウントによって落差を変え手玉に取った。

 「凄く素敵な経験だった。マウンドに上がったら不思議な感覚に陥った」。日本ハムからポスティングシステムを利用してレイズとマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加した。昇格はかなわず、譲渡条項のオプション行使を決断。「キャンプからいろいろあった。もう楽しまなきゃきつい、と思っていた」。獲得意思を他球団に募り、3月末に金銭トレードでレッドソックスに移った。傘下3Aで登板を重ね、機会をうかがった。昇格4試合目での出番に「長かった。ブルペンで座って、ヒマワリの種を食べているだけだったので」と振り返った。

 まずは勝ち試合で起用される信頼を積み重ねることが目標となる。「どんな展開でもしっかり投げられるように頑張りたい」。くしくも初登板日は、29年前の95年、ドジャース・野茂英雄と同じ5月2日。デビュー戦で2回以上を投げて、走者を一人も出さなかったのは、日本投手で初めてだ。53人目の日本投手として、ついにメジャーの舞台に立った。

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