【MLB】上沢直之 メジャー初登板は2回パーフェクト「すごく素敵な経験だった」
東スポWEB / 2024年5月3日 9時13分
【マサチューセッツ州ボストン2日(日本時間3日)発】レッドソックスの上沢直之投手(30)が本拠地でのジャイアンツ戦に1―3の8回からの5番手でメジャー初登板し、2回を無安打無失点1三振だった。打者6人に19球投げ、最速は91・8マイル(約148キロ)だった。勝敗は付かずチームは1―3で敗れた。
完璧なデビュー登板だった。8回、ブルペンから小走りで夢だったメジャーのマウンドへ向かった。先頭ソラーに対する記念すべき初球、83マイル(約134キロ)のスプリットは内角高めに外れてボール。2球目、内角高めの82マイル(約132キロ)のスプリットで三邪飛に打ち取る。続くフローレスにはカウント1―1からの3球目、内角やや高めの85マイル(約137キロ)のスプリットで自身の頭上に高々と上がるポップフライを打たせ、大きな声を上げて走ってきた三塁手のディバースが捕球。3人目のコンフォートに対してはカウント2―2からの6球目、外角低目へ投じた87マイル(約140キロ)のスプリットで空振り三振に仕留めた。メジャー初奪三振に軽くガッツポーズし、一塁側ダグアウトへ向かった。
続投した9回は先頭ベイリーを1ストライクからの2球目、内角低めの87マイルのスプリットで高いバウンドの遊ゴロ、続くチャプマンはカウント1―2からの4球目、内角低めの87マイルのスプリットで二ゴロに、そして続くエストラダは1ストライクからの2球目、85マイルの外角スプリットで遊ゴロに打ち取り三者凡退。ダグアウトではチームメイトからのハイファイブに、右手とグラブをつけたままの左手の両方で応えた。決め球は全てスプリットで19球中、ストライク14球と制球力は抜群だった。
上沢は「すごく興奮したし、そんなに緊張しないんじゃないかと思っていたが、やっぱり(マウンドに)上がってみたらなんかすごく不思議な感覚に陥ったので、あ、なんか緊張するよなとか思いながら投げていたし、すごく素敵な経験だったと思う」と振り返った。さらに「まずは点を取られなかったことは良かったし、ああいう展開でしっかり流れよく、チームの攻撃につなげられたのは良かった」とホッとした表情を浮かべた。
次回登板に向けては「きっとまたイニングをまたいで(の登板)だったり、長いイニングを途中から投げることを期待されていると思うので、どんな展開でもしっかり投げられるように頑張りたい」と抱負を語るとともに「これから相手も、僕のデータが出てくると思うので、それに負けないようにいろいろと工夫しながらやっていきたい」と気持ちを引き締めていた。
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