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神戸FW大迫勇也「モヤモヤした時間が続いていたのでスッキリ」これぞ“半端ない一撃”突き刺した

スポニチアネックス / 2024年5月4日 9時39分

<名古屋・神戸>後半36分、大迫はチーム2点目のゴールを決め喜ぶ(左は武藤)(撮影・椎名 航)

 ◇明治安田J1リーグ第11節 神戸2―0名古屋(2024年5月3日 豊田スタジアム)

 神戸の勝利を決定づけたのは、FW大迫勇也の“半端ない”一撃だった。1点リードの後半36分、MF佐々木大樹の折り返しをダイレクトで右足で合わせた。重く、強いシュートはゴール右上に豪快に突き刺さった。「決められずにモヤモヤした時間が続いていたのでスッキリしました」。3月30日・札幌戦以来6試合ぶりの今季3得点目に笑みを浮かべた。

 前節・京都戦で敗れたが、昨季から敗戦直後の一戦は8戦全勝。大迫は「そうなんですか?」と初耳だったようだが「気持ちだけは強いチームだから。僕らも伝えるべきことは伝え続けているし、若い選手も本当に付いてきてくれている。後半は立ち上がりから厳しい時間が続きましたけど、後ろ(DF陣)が我慢してくれたおかげで追加点が取れた。良い循環になっている」と手応えを強調する。

 18年以来6年ぶりのアウェー名古屋戦勝利で2位浮上。「(順位は)関係ない。1試合ごとにどう成長できるか、勝ち続けられるかを追求するだけ。これからもチームのために得点を取り続けていきたい」。昨季も途中経過ついては同じフレーズを繰り返したが、その姿勢は今季も変わらない。もちろん、リーグ王者に輝いたからといって勝利やゴールへの渇望が薄れることも、ない。

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