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【ボクシング】尚弥がネリKO宣言「とてつもない試合ができる」6日東京ドーム決戦

スポニチアネックス / 2024年5月4日 13時22分

<井上尚弥・ネリ会見>記者会見に臨む井上(撮影・島崎忠彦)

 ◇4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 井上尚弥<12回戦>ルイス・ネリ(2024年5月6日 東京ドーム)

 34年ぶりに東京ドームで開催されるプロボクシング興行の公式記者会見が4日、横浜市内のホテルで開かれた。4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31=大橋)ら世界タイトルマッチ4試合に出場する王者と挑戦者が登壇し、それぞれ抱負を語った。

 出席した米大手プロモート・トップランク社のボブ・アラムCEOは「マイク・タイソンが試合をしてから34年、ボクシングが東京ドームに戻ってきた。5月6日は世界のボクシング界が東京に注目する」とあいさつし、「モンスターはもはやボクシング界のレジェンドになっている。パウンド・フォー・パウンド(PFP=全階級を通じての最強ランキング)1位として世界に認められている」と井上を評した。

 昨年12月に統一した4団体統一王座の防衛に臨む井上尚弥は黒のトレーニングウエア姿で登場。「メンタル面では、いよいよこの日が来たなという思い。ネリも凄く良い状態いに仕上がっていると聞いている。あさってはとてつもない試合ができるんじゃないかと確信している」と意気込みを述べ、「絶対にKOで勝つ試合を見せたい」と宣言した。顔を合わせたネリの印象を問われると「体重が仕上がっていると聞き安心しているが、今日改めて見て非常に良い状態に仕上がっていると思う」と述べ、東京ドーム興行について「こんなに素晴らしい環境とタイミングがそろった試合はまずない。4つベルトを防衛するという最大のモチベーション生かして、あさっては必ず勝ちにいきたい」とワクワクしたような表情で語った。

 一方、元世界2階級制覇王者でWBC同級1位の挑戦者ルイス・ネリ(29=メキシコ)はサングラス姿で出席。「充実した準備を送ってメンタル面は完全にできている、練習もパーフェクトにやってきた」と話し、「体重もリミットに入っている。練習は成功している」と仕上がりに自信を示した。ネリはWBC規程による7日前計量(4月29日)は56・6キロでクリア。リミットの55・3キロまであと1・3キロとなっていた。井上の印象を問われると「長年この試合を待っていた。誰と戦うか 井上がどんな選手か分かっている」と語り、「死を覚悟して戦う。KOで必ず勝つ」と言い切った。

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