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【陸上】水戸招待Vの北口榛花「もっと投げたかった」こどもの日の力投も

スポニチアネックス / 2024年5月5日 17時50分

<水戸招待陸上  女子やり投げ>3投目を投げる北口(撮影・西海健太郎)

 ◇陸上・水戸招待(2024年5月5日 茨城・ケーズデンキスタジアム水戸)

 女子やり投げでは、昨年の世界選手権優勝の北口榛花(JAL)が最終6投目に61メートル83をマークし、優勝を飾った。

 4月のダイヤモンドリーグを経て今季2戦目。1投目で60メートル98を出し、得意の6投目で記録を伸ばした。強風もあっただけに「感覚的に合ってない部分が多かった。本当ならもうちょっと投げたかったのが本当の気持ち」と振り返り「6回目で投げても不完全燃焼。修正しきれなかった」と話した。

 昨夏に世界女王となって初の国内試合。「久しぶりに日本で試合して、日本の試合ってこんな感じだったなと思って試合した」と言う。この日は、こどもの日でもあり、ともに戦った高校生に積極的に話しかけ、試合後には自身のポストカードを配るなどファンサービスも忘れなかった。

 幼少期に水泳やバドミントンに親しんだ北口は「こどものうちはいろんなことにチャレンジして、失敗しても成功しても、それが自分の経験になる。大人になった時にこんなことに役に立つんだなというのがたくさんある。自分の好きなことに集中するのもいいと思うけど、いろんなことにチャレンジしてほしい」とメッセージを送った。

 次戦は19日のセイコーゴールデングランプリ(国立競技場)。「もっと自分は投げられると思っている。投げられる状態なのに、やりに結びつかない」と課題を挙げ、世界の有力選手の集う次戦に向けて「せっかくトップが集まって東京に来てくれる。良い試合にしたい。ぜひ現地に多くの人に足を運んでほしい」と意気込んだ。

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