桂川有人「行かなくて後悔するよりは」 欧州ツアー本格参戦の意向を明かす

＜中日クラウンズ最終日＞ラウンドを終え、宇喜多（左）と笑顔で握手する桂川有人（撮影・椎名　航）

　◇男子ゴルフツアー　中日クラウンズ最終日（2024年5月5日　愛知県・名古屋GC和合C＝6557ヤード、パー70）

　前週欧州ツアーVの桂川有人（25＝国際スポーツ振興協会）は5バーディー、1ボギーの66をマークし、通算7アンダーの6位に入った。

　初日71と少し出遅れるも、以降は3日間60台をマーク。地元・愛知で4日間の戦いを終え、「日に日に良くなって、きょうが1番良いプレーだった。優勝した後、頑張りたい部分はあったので良かったんじゃないかな」とうなずいた。

　前週のISPSハンダ欧州・日本トーナメントを制し、今季を含めて3季分の欧州ツアー出場権を獲得。今後の予定は考え中だったがこの日、「ポイントが結構加算されて、行かなくて後悔するよりは行って…という感じ」と欧州ツアーに本格参戦する意向であることを明かした。

　現在、国内ツアーは関西オープン（16日開幕）に出場予定。まだ欧州ツアー参戦スケジュールは決まっていないが、目指すのは年間ポイント10位以内（有資格者除く）に与えられる来季米ツアー出場資格の獲得だ。「PGAツアーで活躍することが夢なのでそこを目指して」と桂川。日本勢では中島啓太、星野陸也、川村昌弘が欧州ツアーに参戦しており、「お互い刺激をもらいながら頑張れたらいいなと思います」と笑顔で意気込みを示した。