楽天 難敵セデーニョの一発に沈み今季3度目の3連敗 荘司「失投、投げミスです」

＜楽・オ＞4回、セデーニョに3ランを打たれしゃがみ込む荘司（撮影・篠原岳夫）

　◇パ・リーグ　楽天2―4オリックス（2024年5月6日　楽天モバイル）

　楽天は6日、オリックスに2―4で敗れ、今季3度目の3連敗を喫した。体調不良から復帰2試合目の荘司康誠投手（23）が5回4安打4失点（自責1）で2敗目。「本当に申し訳ないという気持ちだけです」と厳しい表情で話した。

　3回までは最速152キロの直球にカーブ、カットボールを織り交ぜ、無安打投球。しかし、4回1死から小深田の失策で西野が出塁。紅林の右前打などで2死二、三塁となり、セデーニョに楽天戦4本塁打目となる3ランを被弾し、マウンド上でうずくまった。捕手の太田は高めのつり球を要求したが、甘く入った球をスタンドに運ばれ「失投ですね。投げミスです」と悔やんだ。

　打線はメルセデス、小島、曽谷と3日連続で左腕投手を攻略できずに3連敗。今江監督は「常にそこに対して向かっていくだけ。なんとか結果を出せるようにやっていきたい」と前を向いた。