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堀内孝雄 最初は「全然売れてない」アリス時代の苦労明かす 当時の給料、借金についてもぶっちゃけ

スポニチアネックス / 2024年5月9日 13時55分

堀内孝雄

 歌手の堀内孝雄(74)が9日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。「アリス」時代の苦労を明かした。

 堀内は1971年に昨年10月に他界した谷村新司さん、矢沢透と共にフォークグループ「アリス」を結成、「冬の稲妻」「チャンピオン」などのヒット曲で人気を博した。その後、ソロ活動でもヒット曲を連発した。

 この日は次男でロックバンド「99RS」の堀内孝太とともにゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。「アリス時代苦労したっぽい」とのイメージを振られると、「〇」の札を掲げてみせた。

 最初は「全然売れてないんですよ」と意外な回答。「先行して売れたのは谷村のディスクジョッキーだけなんですよ」と語り、「ラジオでナンバー1になったから、それに付随するアリスですよ、僕らは」「おんぶによいしょで何とかここまで来たんですよ」と打ち明けた。

 谷村さんに対する嫉妬はなかったのかと聞かれると、「いやないない。キンちゃん(矢沢)も僕も必死でしたから」と回顧。「楽器はもうギター2本にスーツケースにマンドリンに電子ピアノなんて弾くもんだから、足があるんですよ、それを畳んで首から下げて。もう歌う赤帽ですよ」とスタッフが少なかった当時の移動の苦労などを明かしてみせた。

 苦労した時代は「4年、5年いたんじゃないですかねえ」と言い、当時の給料についても「(全然)ないです。5万円ぐらい。3カ月に1度ぐらい、社長がくれるんですよ」とぶっちゃけた。

 借金もあったのかと問われると、「あったねえ」ときっぱり。「失敗だらけでしたからね」と当時の事務所が日本ではまだ無名だった米国の超人気歌手・ジェームス・ブラウンさん(2006年死去)を招へいしてアリスが前座を務めた公演を行ったが、「ガランガランで」「確かに早かったです」「お客さんいないから申し訳なかったです」「お客さん300人ぐらいじゃないですか。フェスティバルホールで3000人近く入るのに」と証言した。

 借金は「それでね、多分1億くらいあったと思うんですよ」と驚きの告白。「それでやめればいいのに今度はグアムに船出そうって」とフォークグループ「ガロ」も出演する企画も行ったが、「設定が高かったのか、ガロでも来ない」とそれも失敗に終わったと語った。

 その後、「2年目に僕は結婚しましたから」と堀内。借金は「徐々に徐々に返して」とし、「本当に借金取りが来てるの分かりますもん。“おい、いるんだろ!”とか言って」と苦笑した。

 妻がかわいそうだと言われると、孝太は「それで奥さん(母)は実家にいて、この方(孝雄)は事務所で寝泊まりしてるぐらい」と明かした。堀内は「床でね」と語った。

 それでもアリスの頑張りで借金は返済したとし、「2、3年はかかったんじゃないかな」と堀内。「その後すぐ当たったんだよ。ほら見たことかって。やればできるんだよ。たぶん『冬の稲妻』なんだよ」と明かしたが、ステージは年間で「ひどい時で303」こなし、1日にも「学園祭なんかたまたま入ると、3つ(ステージ)ぐらい」「必死でしたよ」と話した。

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