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石原さとみ 産後に起きた体の異変…経験生かした作品「必死になっていることがプラスに」

スポニチアネックス / 2024年5月9日 18時26分

石原さとみ

 女優・石原さとみ(37)が、9日放送のNHK「午後LIVEニュースーン」(月~金曜後3・10)にVTR出演し、産後に経験した体の異変について語った。

 17日公開の映画「ミッシング」(監督吉田恵輔)に主演。20年に結婚、22年4月に第1子出産を発表した石原にとって、同作が出産後初の主演映画だった。失踪した愛娘を必死に探す母親役を演じた。石原が出演を熱望し、知人を伝って吉田監督に直談判した意欲作だった。

 「自分の命よりも大切な存在ができて、その子供を失った母親の役というのはトラウマになるくらい、悪夢を見ているくらい、(台本の)ページを開くのが苦しくなって」

 自分の人生に重ね合わせると、恐怖を感じるといい、「だからこそ本当に覚悟がいる作品だな、自分自身の心が壊れない保証はないなって。それが怖くなるくらい、自分の実体験が生きる役だなって、すごく感じました」と明かした。

 産後、自分の体にもあらゆる変化が起きたという。「自分自身、産後、髪の毛が抜けたり、肌荒れしたり、骨盤が開いて体が緩んだり、自分の中でなりふり構わず子供のために必死になっていることが、この役に対してはプラスに働いている部分が大きい」と打ち明け、「あの時しかできなかった撮影だったなと思います」と振り返っていた。

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