もはや感覚マヒ…“二塁打マシン”と化した大谷翔平 170キロでも「わずか」「たった」と米メディア
THE ANSWER / 2024年4月25日 10時44分
■ナショナルズ戦で3本の二塁打
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。6打数3安打2打点で、11-2で勝ったチームに貢献した。この日も初回に打球速度115.6マイル(約186.04キロ)の強烈なライナーを放つなど、二塁打3本の量産。26試合目で今季14本目となり、年間81本ペースとなった。打率も.371に上げており、米メディアももはや笑うしかないようだ。
二塁打を量産している。初回1死で迎えた第1打席。大谷は相手右腕アービンが投じた高め97マイル(約155キロ)の速球をはじき返した。弾丸ライナーが右中間へ。あっという間にフェンスに達した。大谷は悠々と二塁へ。打球速度115.6マイル。前日の6号ソロでは118.7マイル(約191.02キロ)を計測しており、パワーを連日見せつけた。
これで終わらない。8回1死三塁の打席でも、強烈なライナーを右中間に運んで適時二塁打。さらに9回には2死一、三塁の打席では左中間フェンスに直撃する適時二塁打を放った。二塁打はこれで今季14本目。162試合で換算すると、驚異の87本ペースだ。メジャー記録は1931年にアール・ウェッブがマークした67本。まだ26試合だが、それを大きく上回る衝撃的なペースとなっている。
米メディアももはや笑うしかない。試合を中継したカリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況席では、9回のフェンス直撃二塁打に「逆方向に放った!オー、壁に阻まれたー!」と実況スティーブン・ネルソン氏が絶叫。「(同僚)キケがカモーン!って叫んでますね(笑)」と味方のお祭り騒ぎも伝えた。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者のX(旧ツイッター)では「ショウヘイ・オオタニが今夜2本目の二塁打で、わずか時速105.7マイルだった」と、約170キロの打球にもはや感覚がマヒしている様子。さらに3本目には「たったの時速101.9マイル」と約164キロの一打を伝えている。
米カリフォルニア州地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番、ビル・プルンケット記者自身のXでも「ショウヘイ・オオタニは今夜3本の二塁打を放った。わずか時速101.9マイルで飛び左中間の壁にぶつかった」と伝えられていた。9戦連続安打、22戦連続出場もマーク。大谷のバットが止まらない。(THE ANSWER編集部)
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