1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

尚弥VSネリ興行で「一番、目立つ気持ち」 セミを任された世界初挑戦の武居由樹「バチッと勝つ」

THE ANSWER / 2024年5月4日 15時49分

タイトルマッチに向けた会見に臨んだ武居由樹(右)とジェイソン・マロニー【写真:荒川祐史】

■Amazon プライム・ビデオで独占生配信

 ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われる。4日は神奈川・横浜市内で会見が開かれ、世界初挑戦の同級5位・武居由樹(大橋)、2度目の防衛を狙う同級王者ジェイソン・マロニー(オーストラリア)らが出席。34年ぶりの東京Dボクシング興行へ、心境やコンディションなどを明かした。戦績は27歳の武居が8勝(8KO)、33歳のマロニーが27勝(19KO)2敗。

 真っ黒に日焼けした武居は、落ち着き払った表情でマイクを握った。「足立区から来た大橋ジムの武居です」と冒頭に恒例の自己紹介。「いつも通り研ぎ澄ませてこられた。あと2日、しっかり気を抜かず、楽しみながら迎えたい」と普段通りを強調した。にこやかな表情を浮かべるマロニーと壇上で握手。冷静な眼差しで王者と向き合った。

 元K-1世界王者の武居は21年3月にボクシングデビューすると、8勝(8KO)の連続KO勝ちを続けてきた。K-1とボクシングで世界王者になれば日本初の偉業。デビューから全勝全KOで世界戴冠すれば、17年5月にWBC世界フライ級王座に就いた比嘉大吾(13試合)以来、日本人2人目の快挙だ。

 メインイベントは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)の歴史的一戦。34年ぶりに東京Dでボクシング興行が開催される。武居はセミファイナルを任された。「大きい舞台。自分が一番目立つぐらいの気持ちでバチッと勝ちたい」。主役を食うぐらいの意気込みだ。

■王者マロニー「キャリア最高のコンディション」

 王者マロニーは20年10月に米ラスベガスで井上に世界挑戦し、7回KO負け。21年8月に再起すると、井上が返上したWBO世界バンタム級王座を23年5月に獲得した。今年1月に初防衛成功。世界的モンスターに敗れたとはいえ、ハイレベルな実力を持つ再起後6連勝中の実力者だ。「キャリアの中でも最高のコンディション。素晴らしい準備ができた」と自信満々だ。

 武居の印象について「とてもいい準備ができているように見える。予想していた通り、彼は世界王者になろうとしに来ている」と警戒。「でも、自分もキャリア最高の状態で来ている。キャリア最高のパフォーマンスをする準備ができている」とエキサイティングな試合を約束した。

 同興行では井上の弟のWBA世界バンタム級王者・拓真(大橋)が同級1位・石田匠(井岡)と2度目の防衛戦を行う。バンタム級はWBC王者・中谷潤人(M.T)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が君臨し、活況を呈する。

○…興行はAmazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第8弾として独占生配信される。井上兄弟と武居のほか、WBA世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が同級3位・桑原拓(大橋)と初防衛戦。同じ興行で世界戦4試合は国内最多3試合を超える規模となる。(THE ANSWER編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください