井上尚弥に壮絶KO負けから3年超 王者同士になった海外ボクサーが再会「この地球の最強戦士!」
THE ANSWER / 2024年5月5日 8時13分
■5月6日の興行に臨む
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一戦12回戦が6日、東京ドームで行われる。4日は神奈川・横浜市内で会見が開かれ、メインイベントの王者・井上尚弥(大橋)と元世界2階級制覇王者の挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)らが出席した。同じ興行にはジェイソン・マロニー(オーストラリア)も登場。かつて戦った井上との再会を喜び「この地球のPFP最強ファイター!」と絶賛していた。
会見前、マロニーは自身のインスタグラムに興奮気味に記した。「昔からの友人に再会できるのは素晴らしい。この地球のP4P(PFP)最強ファイター!」。投稿されていたのは、かつて戦った井上との2ショットだった。ともに握り拳を作って並び、笑顔を見せている。
井上がWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者だった2020年10月31日(日本時間11月1日)に、マロニーは米ラスベガスのMGMグランドで挑戦。6回にカウンターの強烈な左フックを食らってダウンを喫すると、7回にも強烈な右ストレートを被弾。膝から崩れ落ち、立ち上がることはできなかった。
紳士なマロニーは、対戦後も海外メディアなどを通じて井上への称賛の言葉を語っている。21年8月に再起すると、井上が返上したWBO世界バンタム級王座を23年5月に獲得した。今年1月に初防衛に成功。対戦から3年以上が経過して、王者同士として井上と対面した。
海外ファンからは「2人のあっぱれなファイター!」「これを見られて嬉しい!レッツ・ゴーーーーーー、チャンピオン!」「リスペクト」「2020年の対戦でも素晴らしいハートを見せてくれたね」「どちらのレジェンドも試合」「ジェイソン勝って!!」などとエールが送られている。
マロニーは井上と同じ大橋ジム所属で、同級5位の武居由樹と対戦する。この日の会見では「キャリアの中でも最高のコンディション。素晴らしい準備ができた」と自信を口にしている。(THE ANSWER編集部)
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