井上尚弥、ネリ成敗の6回TKOで本場・米国からも絶賛の嵐「右2発は吐き気を催すほど凄まじい」「レベル全く違う」
THE ANSWER / 2024年5月6日 21時53分
■Amazon プライム・ビデオで独占生配信
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われ、王者・井上尚弥(大橋)がWBC1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ちした。34年ぶりに開催された東京Dボクシング興行。過去にドーピング騒動や体重超過を起こし、日本と因縁深い悪童を迎え撃ち、約4万人が駆け付けた。X上で米記者たちも即座に反応している。
初回、ネリの左フックが井上の顎に着弾。尻もちをつき、試合ではまさかの人生初ダウンを奪われた。一瞬だけ時が止まった場内から悲鳴とどよめきが起き、再開後はロープに詰められるピンチ。早くも「尚弥!」コール。パンチを打ち返し、冷静さを取り戻した。2回はネリの打ち終わりに狙いすました左フックでダウンを奪い返し、挑戦者を見下ろした。
5回終盤にはロープに詰められたが、左フックで2度目のダウンを奪った。濃密な試合の決着は6回だ。井上の連打でネリが3度目のダウンを喫した。尻もちをつき、レフェリーストップ。モンスターはコーナーにのぼり、雄叫びを上げた。4万人から万雷の「尚弥!」コール。まさかのダウンを奪われる激戦を制し、陣営とともに安堵の笑みを浮かべた。
X上では米専門誌「ザ・リング」でPFPランキング評価委員などを務めるアダム・アブラモビッツ記者が「信じられないパンチパワーだ。破壊力抜群の右が6回に試合を終わらせた!」と驚きの速報。米専門メディア「ボクシングシーン.com」のクリフ・ロルド記者も「右2発のフィニッシュは吐き気を催すほど凄まじかった。初めてダウンを喫し、侮辱された相手を磔にした。偉大な、偉大な、偉大なボクサーだ」と絶賛した。
さらに世界で最も権威ある米専門誌「ザ・リング」のライアン・ソンガリア記者も「イノウエの美しいフットワークが右を生み出し続けた。レベルが全く違った」と、終わってみれば完勝であったと伝えた。
井上はリングインタビューで「次戦、9月ごろ、サム・グッドマンと防衛戦をこれから交渉したい」と明かした。WBO&IBFスーパーバンタム級1位のグッドマンは26歳で、18戦18勝(8KO)で無敗を誇る。来場していたグッドマン本人もリングに上がり「自分もベルトが欲しくてここまでやってきた。絶対やりましょう」と前向きだった。(THE ANSWER編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
井上尚弥まさかの初ダウン、大橋会長「寿命が縮まった」「あの時間に倒されたら普通無理」 逆転6回TKOに絶賛
THE ANSWER / 2024年5月6日 22時45分
-
井上尚弥、悪童ネリと試合後は握手「感謝という気持ちで」 プロ初ダウンの瞬間は「覚えてないですよ」と苦笑い
THE ANSWER / 2024年5月6日 21時47分
-
井上尚弥、次戦9月に18戦無敗グッドマンと「これから交渉したい」 リング登場の相手も前向き「絶対やりましょう」
THE ANSWER / 2024年5月6日 21時40分
-
井上尚弥「皆さんの声援が僕のパワーに」 ネリに6回TKO勝ち、プロ初ダウンには自虐「たまにはいかがでしょうか!?」
THE ANSWER / 2024年5月6日 21時34分
-
井上尚弥、ネリに6回TKO勝ち! 4団体統一王座の初防衛、プロ初ダウンも因縁の悪童成敗 東京D大熱狂
THE ANSWER / 2024年5月6日 21時25分
ランキング
-
1レーバークーゼンが歴史的快挙!ドイツ1部史上初シーズン無敗優勝達成 クラブ初の“欧州3冠”へ弾み
スポニチアネックス / 2024年5月19日 0時28分
-
2大谷翔平、メジャー8冠→5冠に後退 4の0で2試合ぶり無安打…リーグでは7冠
Full-Count / 2024年5月19日 12時38分
-
3宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
4巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
5今永昇太無双!また7回0封、メジャー最高の防御率0・84もファン落胆 「カブスは今永を無駄にしてる」「援護してあげて!」
iza(イザ!) / 2024年5月19日 8時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください