【U-23】前園真聖氏「勝ったことは素晴らしいですが…」 準決勝を前にカタール戦で残した課題指摘
東スポWEB / 2024年4月27日 5時10分
U-23日本代表は、25日に行われたパリ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップ(カタール)の準々決勝カタール戦で延長戦の末、4―2で勝利して4強入り。今大会で3枠与えられる五輪出場に王手をかけた。
1―1の前半41分に相手GKが退場処分となり、数的有利となるが、一時はリードを許す苦しい展開。何とか追いついて延長戦に持ち込み、エースのFW細谷真大(柏)の今大会初ゴールが生まれ、8大会連続出場に近づいた。元日本代表MF前園真聖氏(50=本紙評論家)は「勝ったことは素晴らしいですが、数的有利な状況では、90分で決め切るべきでした」と物足りなさを口にした。
要因については「相手が1人少なくなり、余裕が生まれてしまい、ギアを上げられなかったです」。さらに、2―2の後半38分に投入されたMF平河悠(町田)をチームとして生かせなかった状況も気になったという。「ドリブルの仕掛けが特長ですが、彼がボールを持つと選手がサポートにいってスペースを消していました。だから彼の怖さが消え、普通のクロスが目立ちました」と説明した。
これら反省点を踏まえ、必勝の準決勝(29日=日本時間30日)に臨む。前園氏は、MF松木玖生(FC東京)をキーマンに挙げた。「(カタール戦の)前半だけの交代は、イエローカードをもらったことをケアしたのでしょう。前半には、決定機となるクロスを上げてましたし、(中国との)1次リーグ初戦でゴールを決めています。次もチャンスメークしてくれると思います」。待望のゴールを決めた細谷には「点を取って変わってくれることを期待したいです」と2試合連続得点を求めた。
今大会は日本のカタール戦を含めて、審判のジャッジが結果を左右することも少なくないだけに「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)はありますが、そこは気をつけるべきです」と力説。大岩ジャパンは一発で五輪切符をつかめるか。
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