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【F1】マルコ博士 ニューウェイ氏退団に「深刻な損失だ」フェルスタッペンとの解除条項も言及

東スポWEB / 2024年5月3日 20時29分

ヘルムート・マルコ博士(ロイター)

F1レッドブルの〝天才マシンデザイナー〟エイドリアン・ニューウェイ最高技術責任者(65)が退団を発表したことを受けて、〝盟友〟のヘルムート・マルコ博士(81)が危機感をあらわにした。

〝空力の鬼才〟としてF1界に旋風を巻き起こしてきたニューウェイ氏は1日に、2025年第1四半期でレッドブルを退団すること発表。レッドブルでも常勝軍団を築いたが、クリスチャン・ホーナー代表の性的スキャンダルを巡ってチームに内紛が起き、退団を決断したとみられる。

王者レッドブルに激震が走る中で、マルコ博士が盟友の退団について見解を示した。

オーストリア紙「クローネン・ツァイトゥング」のインタビューに応じたマルコ博士は「もちろん、これはレッドブル・レーシングにとって深刻な損失だ。彼は常に日常の業務に従事していたわけではなく、あらゆる細部やあらゆるネジに気を配っていたわけではないが、空気力学や車全体の制御下にあるメカニカルグリップに関する複雑な知識を有していた人物だった。そして、大きな成功は彼を伝説にした」と、カリスマを失って重鎮のマルコ博士もショックを隠しきれない様子で語った。

「ウチは近年、若いエンジニアリングチームを構築してきたため、非常に有利な立場にある」と退団の影響は限定的としつつも「当然のことながら、2026年には新たな規制が導入される。そうした規制が導入されるたびに、最初にそれを最適に捉えたのは常にエイドリアン・ニューウェイだった」と今後ライバルチームに移籍すれば、ルール改正年の26年には脅威になると指摘した。

また、ニューウェイ氏の退団でエースのマックス・フェルスタッペンも移籍に傾くとの指摘も出ているが「マックスは常に最高の車を見つけた場所でドライブする。それが現在はレッドブル・レーシングだ。これがいつまで続くか見てみようじゃないか」と残留を確信。2028年まで結ぶ契約の中に解除条項があるかとの問いにも「いいえ。彼は私(のチーム)に縛られる」と契約期間内での移籍はできないと主張した。

王者レッドブルの浮沈は、マルコ博士とフェルスタッペンの行方が握っていそうだ。

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