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子どもの動画やゲーム「賢い」家庭の付き合い方 学びにつながる「おすすめYouTube動画」4選

東洋経済オンライン / 2024年2月2日 7時50分

話し合いたいポイントは、「視聴時間」や「視聴してもいい時間帯」、「クリアするべき条件」などでしょう。例えば、「YouTube30分、ゲーム30分、合計1時間まで」「遅くとも20時半には消すこと」「今日の課題が終わってから見ること」という具合です。

このとき、約束事を子ども側に決めさせる方法も効果的です。親に押し付けられたルールでなく、自分から決めたルールのほうが、守らなければという気持ちが強く働くものです。

注意しなければならないのは、YouTubeについては視聴するテーマや時間を意識的に決めておかなければ、メディア側からのオススメ動画をどんどん見せ続けられてしまいます。

特にショート動画はおもしろい動画が無限に流れてくるので、ついつい時間が経つものです。同じ「おもしろい」でも「funny=笑える」と「interesting=興味深い」は違います。終わり時間を決めてダラダラしないよう気を付けたいところです。

動画だから理解しやすいこともある

娯楽というと無駄な時間に思えてしまうYouTubeですが、単に息抜きという以外にも、学習面で生かせる良さがあります。

「百聞は一見に如かず」ということわざがあるように、動画だからこそ手っ取り早く、理解しやすいことがあります。

例えば、プログラミングなどは手順をいちいち文章で説明するよりも、動画で見せれば「こうやります」の一言で済みです。自動車工場など普段見られない場所に潜入できるのも動画ならではの魅力です。

理科の分野でも、図鑑の写真より動画のほうがよりリアルな実態を知ることができます。天文や昆虫などの自然観察や科学実験は興味深い動画がたくさんあるので、学習にうまく取り入れて利用するといいでしょう。

解説系の動画もおすすめです。自分でたくさんの記事を調べなくても、親しみやすいキャラクターが順を追ってわかりやすく説明してくれる解説動画がたくさんあります。

例えば数学の定理や法則など、「なぜそうなのか」を知っておくことで授業内容もより興味を持って話を聞けるようになります。

学びにつながるおすすめYouTube

筆者がセレクトした、子どもたちの学びにつながるおすすめのYouTubeチャンネルをいくつかご紹介します(外部配信先では画像やリンクが見られない場合がありますので、その場合は東洋経済オンラインのサイトでご覧ください)。

せみまるプログラミング教室

Scratchを使ったプログラミングのやり方を子どもにもわかりやすく、楽しく解説してくれるチャンネルです。子どもたちにも人気の高い実在するゲームを題材に、それをScratchで再現するなど、子どもにとって興味深く親しみやすい動画となっています。

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