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高評価「FF7リバース」遊んで驚いた"粗隠し"の妙味 フォトリアルな描写に「コミカル」設定を活用

東洋経済オンライン / 2024年3月14日 11時20分

本作ではバトル勝利時に、仲間が「勝利のファンファーレ」(シリーズおなじみのジングル)を口ずさむことがある。これはプレーヤーが聴く音楽なので登場人物が口ずさむのはおかしいのだが、ギャグであるならばささいな問題になる。

仲間の格闘家「ティファ」の露出度が高くて防御する気のない服や、クラウドの肩のボルトやデカすぎる剣もコミカルだとなんとなく許せるだろう。チョコボ農場で働いている女性がやたらとキレイな服を着ているのも妙だし、明らかに裏切りそうな人物をさらっと仲間に受け入れるのもどうかしている。

宿敵である「セフィロス」がクラウドを導きすぎてセリフが毒親のようになっているのも妙だが、コミカルな雰囲気なら受け入れやすいのだ。

昔のゲームを作り直すとシナリオやデザインの古さ、あるいは解像度の低さゆえに目立たなかった粗が問題になる。だが、それをコミカル、あるいはギャグという形で処理したのは優れている。これこそ「ファイナルファンタジーらしさ」の1つなのかもしれない。

渡邉 卓也:ゲームライター

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