「わかってるけど動けない」超損する"3大NG"思考 「氷1つ」で脳を整える"考えすぎ"防ぐ簡単コツ
東洋経済オンライン / 2024年4月4日 10時0分
では、この「考えすぎ」な状態をどうしたらいいのでしょうか。
カギとなるのは「注意容量を奪う」ことです。
人間の心は「考えてはいけないと意識するほど、かえって考えてしまう」性質を持っています。
「ネガティブなことを考えてはいけないから、考えないようにしよう」と思っても難しいのはそのためです。
考えまいとするほど、考えてしまうのが人間の定め。
ただ、人間が何かに向けていられる注意の量には限りがあります。
ならば注意容量を使い切ってしまえばいい。
そこでマインドフルネスです。
マインドフルネスによって「今、この瞬間」に意識を向け、注意容量を使い切れば、他のことは何も考えずにすみます。
何か行動しようとして、ネガティブな思考が出たらマインドフルネス瞑想を行ってください。
ネガティブな思考がグンと減り、行動しやすくなることに気がつくと思います。
脳のブレーキを外すユニークなワーク
「いつでもどこでも」実践できる瞑想として、どなたにもおすすめできるのが、呼吸瞑想です。
なんとなく疲れたな、何かしようにも気が乗らないなというときに、試してみてください。
ここではイスに座った状態で行う呼吸瞑想を紹介します。
マインドフルネス呼吸
❶ 両足を少し開き、イスに座ります。頭の上から1本の糸で吊られているようなイメージで、背筋を伸ばします。
❷ 3回ほど大きく深呼吸します。新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込み、自然に吐き出します。
❸ ここから先は意図的に呼吸をコントロールせず、自然な呼吸に任せて、ただ鼻を出入りする空気の流れを観察します。
瞑想のポイントは 「観察」 です。「深く息を吸おう、長く吐こう」などと細かく考える必要はありません。
呼吸をコントロールしようとせず、ありのままの呼吸をただ感じること。スースーと鼻を出入りする空気に意識を向けるのが手軽です。
文字通り 「一息いれる」だけで、脳の疲れがとれるのを実感できる人もいると思います。もちろん、気持ちよいと感じられるなら、5分、10分と続けるのも、OKです。
またもう一つ、変わり種の瞑想として、手のひらサウナもおすすめです。
「氷を1つ」使って心を整える
小さく整う「手のひらサウナ」
一般的なサウナも「身も心も整う」と人気です。
サウナで身体を温めてから、水風呂で冷やすと、モヤモヤしていた脳がスッキリ。実にマインドフルです。
サウナに出かける時間すらない、という人には、こんなワークをおすすめします。
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