新しい職場「すぐなじむ人」「なじめない人」決定差 "元芸人直伝"印象に残る「お礼」「相槌」の磨き方
東洋経済オンライン / 2024年4月10日 9時0分
これは、職場としても、新入社員の方々にとっても不幸であることは間違いありません。
このような不幸に見舞われないためにも、配属されてから「自ら関わる」だけでなく、相手の印象に残ることで先輩・上司から「関わりたいと思われる人材」、つまり「周囲から応援されて可愛がられる人材」になる必要があるわけです。
新しい職場に「すぐなじめる人」と「なじめない人」の差は、この「周囲から可愛がられる人」になれるか、なれないかによるところが大きいです。
今回の記事では、周囲から応援されて可愛がられる人材になるための即効性の高いノウハウをお渡しします。
もちろん、ご紹介するノウハウは、新入社員に限らず中途社員や部署異動など、新たに職場で順応期を迎える可能性がある方は、把握しておいて損はないものになっていますので楽しんでお読みいただけますと幸いです。
では、具体的にどのようなスキルがあるのでしょうか。
お笑い芸人は「4回お礼をする」
まず、最初にお伝えしたいのは、これから配属されてからの順応期で起こるイベント代表としては、「歓迎会」「先輩との飲み」が想定されます。このイベントで簡単に使えるノウハウをお伝えします。
私がお笑い芸人だった頃、芸人の先輩から教えてもらった「4回のお礼」についてお伝えします。実は、4回のお礼すべてに目的や意図が存在し、あまりに計算し尽くされており唸ったのを覚えています。
・「お礼1」:レジの前でお礼
・「目的1」:レジ前でお店にいるお客さんに聞こえるように大きな声でお礼を伝えることで、上司(先輩)の承認欲求を満たす
・「お礼2」:お店の外でお礼を伝える
・「目的2」:お店の外で、改めて上司(先輩)に対して目を見てお礼を伝える
・「お礼3」:家に着くタイミングでメールやLINEにてお礼を伝える
・「目的3」:家族やパートナーとの話題の一つとしてもらう(遅くなった言い訳にもなる)
・「お礼4」:会社でお会いした時に直接お礼を伝える
・「目的4」:職場の人に聞こえるような大きな声でお礼を伝えることで、上司(先輩)の承認欲求を満たす
さらに「お礼4」のタイミングで、お礼とともに「またご一緒させてください」の一声を伝え、「次はいつごろ行きますか?」と次の予定入れることも可能です。
ちなみに、この4回のお礼は、時代的に飲みの文化が徐々に衰退していることから失われてきている礼儀作法です。
だからこそ、4回のお礼を使うことで劇的にその他大勢との差別化が見込め「相手から印象に残る」こと間違いなしです。
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