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タレント「山崎怜奈」受験の合否との向き合い方 受験諦めなかった理由、インタビュー後編

東洋経済オンライン / 2024年5月1日 12時20分

(左)山崎怜奈さん(写真:マウントケープ提供)(右)『ドラゴン桜』(漫画:©︎三田紀房/コルク)

記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。連載を再構成し、加筆修正を加えた新刊『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』が、発売後すぐに3万部のベストセラーとなっています。第115回は元乃木坂46で、慶応大学出身の山崎怜奈さんにお話をうかがいました(前後編の後編)。

勉強のためにアイドル活動を休む

低い成績から、誰もが驚くほどの成長を遂げ、東大に逆転合格した生徒たちの勉強ノウハウを紹介する本連載。今回は特別編です。

【漫画で読む】『ドラゴン桜』恵まれた運を持った生徒に、桜木先生がかけた言葉

アイドルグループの乃木坂46のメンバーとして活躍する一方で、学業を両立させ、慶応義塾大学を卒業。現在もさまざまな番組でマルチに活躍する山崎怜奈さんに、前回に引き続き、大学受験に関するお話を伺いました。

西岡:今回は大学受験の意義についてお話を伺いたいと思います。アイドル活動をしながら、受験勉強もしていたとのことですが、勉強のためにアイドル活動をお休みしていた期間もあったのですよね。

山崎:そうですね。主要都市をまわってライブをする夏の全国ツアーが、受験の追い込み時期と重なっていたので、高校3年生の6月から3カ月間お休みをいただきました。

西岡:逆に言うと、それ以外の期間はずっと高校生活とアイドル、そして「受験生」のすべてをこなしていたわけですよね。大変でしたよね?

山崎:すごく大変だった記憶はあります。それこそ、高校時代は、休み時間に課題をやったり、休んでしまった分のノートを借りたり、先生にも質問をしにいったりしていました。アイドルとしてのお仕事中も、移動の時間や休憩時間を使って、ずっと単語帳を見ながら勉強していました。

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