モイーズ監督、愛弟子ライスの未来に大きな期待語る「彼はイングランドの主将になる」

写真：Getty Images

ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、イングランド代表MFデクラン・ライスに大きく期待した。イギリス『BBC』が伝えている。

ウェストハムでの活躍ぶりを受け、近年はビッグクラブの注目を大きく集める24歳のライス。カタール・ワールドカップ(W杯)ではドルトムントのMFジュード・ベリンガムと中盤でコンビを組み、堂々たるプレーを見せた。

クラブでも新たにキャプテンに就任した今シーズン、ここまで公式戦31試合に出場。変わらずの存在感を放っており、今夏の移籍市場ではチェルシーやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドといったメガクラブが争奪戦を繰り広げると予想されている。

しかし、ユナイテッドのレジェンドであるロイ・キーン氏はイギリス『デイリー・メール』のインタビューでライスのパフォーマンスに苦言。「彼は今季、ウェストハムでうまくやることに集中すべきだ。今季はそんなに素晴らしいとは思わない」と語った。

そんなキーン氏の発言にすぐさま反応したのはモイーズ監督。愛弟子であるライスの持つクオリティの高さと将来への大きな期待を語った。

「彼が将来イングランドのキャプテンになることは間違いない」

「彼はトッププレーヤーになるだろう。誰もが自分の意見を持つことができる。私はデクランを本当に良い選手だと思っている」

「今はまだ完成形ではなく、もっと良くなる。彼は今、それを証明している最中だ」