女子ACLプレ大会の決勝が一転開催に! 5月10日に浦和駒場で浦和vs仁川現代
超ワールドサッカー / 2024年4月25日 12時30分
『AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament』(AWCC)決勝のマッチスケジュールおよび、会場が決まった。日本サッカー協会(JFA)やWEリーグが発表している。
AWCCはAFC女子チャンピオンズリーグ2024(女子ACL)のプレ大会として位置づけられ、各国から計8チームが参加。日本から出場した三菱重工浦和レッズレディースがグループステージを3連勝で勝ち抜け、韓国の仁川現代スチールレッドエンジェルスとの決勝が予定される。
だが、今年3月22日にアジアサッカー連盟(AFC)から急きょの開催中止がアナウンス。JFA、WEリーグがAFCに対して白紙に至った経緯の説明を求める事態に発展していたが、AWCCの決勝は5月10日の浦和駒場スタジアムにて18時キックオフで開催される運びにとなった。
WEリーグによれば、リーグとして浦和とともに、試合を行わない判断の説明、ならびに決勝開催の再考を依頼するレターをJFAを通じて、AFCに提出。AFC、JFA、WEリーグ、浦和、韓国サッカー協会(KFA)、仁川現代で協議となり、決勝実施の方向で再考となったという。
また、会場についてはJFA、浦和、WEリーグが協議の上、参加する意志と併せてホスト国として手を上げ、正式に決勝の開催が決定したそうだ。髙田春奈チェアは次のようにコメントしている。
「世界の女子サッカーが発展していく中、アジアにおいても女子のチャンピオンズリーグが2024-25シーズンから正式に始まることが決定しています。その中で、『AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament』は非常に重要な位置づけであり、それを成功させるために日本を代表して三菱重工浦和レッズレディースさんが予選を戦っていました」
「決勝がいったん白紙になったことに驚きつつも、AFC、対戦相手である仁川現代製鉄レッドエンジェルズさん、大韓サッカー協会、そしてJFA、三菱重工浦和レッズレディースさんと協議を重ね、この度、決勝開催の運びとなりました」
「女子サッカーの発展の過程に困難はたびたび訪れますが、どんな時もその価値を信じて、諦めずに関係各所が手を携えていくことが重要であり、この大会の成立も一つのチャレンジだったと思います。まずはこの大会を成功させるべく、関係各所と共に準備を進め、これからもアジアの女子サッカーをけん引して行く存在としてWEリーグの強さを示していけるよう、クラブの皆様と邁進してまいります」
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