1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

もしかして大人のADHD? 忘れっぽい部下との上手な付き合い方

Woman.excite / 2015年8月8日 19時0分

写真

もしかして大人のADHD? 忘れっぽい部下との上手な付き合い方

キャリアを積み、上司というポジションに就く人も増えてくる私たち世代の女性。

部下たちを上手に育てたいけれど、中には仕事を何度教えても覚えない、ケアレスミスが多い、ひとつの仕事に時間がかかる…など、一筋縄ではいかない部下も、いませんか?

仕事の上で困ったことを繰り返してしまうのは、もしかすると、大人のADHD(注意欠陥他動性障がい)と呼ばれる、“脳のクセ”によるものかもしれません。

もしかして大人のADHD? 忘れっぽい部下との上手な付き合い方


(c) Yeko Photo Studio - Fotolia.com



本人にもどうしようもなく、もどかしい思いをしているADHDタイプの人々。その傾向があるかもしれない部下と上手に仕事を進めるためにはどうしたらよいのか、考えてみます。

そもそも、「ADHD」って何? 

うっかりミス、遅刻、締め切りに間に合わない!

時々なら誰にでもあることですが、ADHDタイプの人々は、これらの状況が“いつも”続いているのです。

ADHDとは? 

大人のADHDといっても、大人になってから初めて出現するものではありません。不注意、多動性、衝動性という3 つの症状に、子どものころからずっと悩まされており、多くの人は自分なりの工夫や対策を考えて努力していますが、それにもかかわらず、状況が改善せず大人になり、うまく生活することができず困っているのです。

その原因は? 

ADHDの症状には、自分の注意や行動をコントロールする脳の働き(実行機能)のかたよりが関係していると考えられていますが、詳しい原因はまだわかっていません。



上記のサイトには、具体的な症状や、職場の対応のヒントも掲載されています。


うっかりミスも忘れっぽいのも、本人の性格のせいではなくて“脳のクセ”。決してやる気がないわけではなく本人も困っているということを、周囲はまず、理解することが大切です。

ルールが多い社会生活ではちょっぴり不便なことがあるADHDタイプの人々ですが、興味があることには集中力を発揮し、とてつもない才能を開花させることも。いわゆる天才肌に多く、アインシュタインがADHDだったという説もあります。

そうはいっても、仕事においてはルーティン業務もあれば、興味の薄いことをしなくてはならないこともあります。

もしも部下にADHDの傾向がありそうなら、特性を理解しつつ、上手にフォローしていくことが大切です。

具体的な工夫のヒントがこちら。

・口頭での支持出しはNG。「●日までに、●●を提出」など都度メモを残し、本人の目につくところに貼っておく。
・共有のスケジュール表で部下の予定を把握。やるべきことをできるだけ細かく記入し、早め早めに進捗を確認する。

・スケジュールはぎゅうぎゅうに詰め込まず、本人が「振り返り」できる時間をつくる。

・どうにも不得意そうなことは、いっそ頼まない。

少々困ったさんな部下でも、ご縁あって一緒に働く仲間です。お互いにストレスは少なめに、でも業務はスムースに進められるよう、上司の手腕を存分に発揮してください。
 
 
(コミヤ カホル)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください