特集2016年10月14日更新
4.14から半年~熊本地震特集
2016年4月14日に発生した熊本地震から半年。震災時に起きた出来事と当時の芸能人・スポーツ選手らによる支援、防災の心得などをまとめました。
最新ニュース
震災から半年…被災地のその後
被害総額は3兆7850億円
熊本県は地震による被害総額を3兆7850億円と試算したが、被害額はまだ膨らむ可能性があるという。
南阿蘇鉄道は一部運転再開
震災が原因で全線運転見合わせとなっていた南阿蘇鉄道が、一部区間で運転が再開された。しかし全線再開への道のりはまだ険しい。
「ポケモンGO」を活用した観光キャンペーン
宮城・岩手・福島の東北3県と熊本県は震災からの復興促進を目的として、人気ゲームアプリ「ポケモンGO」と汲んだキャンペーンを行うと発表。ポケストップやジムの増設、関連イベントなどで国内外からの観光客の流入や記憶の風化防止などに期待している。
飼い主といまだ会えぬ動物たち
被災地で飼い主とはぐれた、1000頭を超える犬や猫は、今なお多くが飼い主のもとに戻れないでいる。特例で殺処分は見送り続けており、引き取り手を探し続けている。
益城町で「屋台村」開設
特に被害の大きかった益城町は未だ瓦礫が残るなど震災の爪痕がまだ残っている。そんな中、6月頃から町商工会などが屋台村を開設。
不明から4カ月後に見つかった大和さん
熊本地震の本震で行方不明となった大和晃(ひかる)さん。震災から4カ月後の7月24日、家族によって発見された。「最後の行方不明者」を探し当てた家族の執念と支援。
「この発見にはいくつもの偶然が重なりました。まず、山岳クラブの方たちがいなければ、この河原に入ることができなかった。それと梅雨が明け、川の流れが緩やかになったことで、水深が下がり、崖下に下りられる場所が若干できていた。さらに車の周りに大きな岩が囲むようにあったので、車が流されずにいた。このような偶然が重なったから見つけることができたのです」
震災時に起きた出来事
妊娠中に被災し、避難中に出産した主婦の壮絶体験
「目を開けていられなくなったんです。力が入らない。どのタイミングで力んでいいのかわからない。痛みさえわからない感じで。意識が朦朧としているというか 」(清美さん・以下同)
「ライオン逃げた」デマツイートで逮捕
地震発生直後、「熊本の動物園からライオンが逃げた」デマツイートを流した男が7月になって業務妨害の容疑で逮捕され論議を呼んだ。これ以外にも当時は様々なデマやヘイトが乱れ飛んでおり、この逮捕はこれらの抑止効果を狙った「見せしめ」ではないかとの見方も見られた。
福岡市長の「掟破りの支援」
福岡市の高島宗一郎市長(41)は、震災後、職員の派遣や被災者の受け入れを始めとして、積極的な支援を行った。役所の常識からすると掟破りの“超法規的措置”の連続だったが、何が彼を突き動かしたのか。
くまモン、震災直後の沈黙から1カ月半ぶりの復活
地震発生の4月15日、くまモン公式サイトで「くまモン隊は、この度地震に見舞われた方々を最優先に行動しており、SNSでの情報発信は控えております」と発表し更新は控えてきた。その後漫画家らによるハッシュタグ「#くまモン頑張れ絵」などで支援の輪が広がり。6月1日に更新を再開すると、喜びの声があがった。
日本全国や世界中から熊本を応援してもらって、本当にありがとうだモン。熊本がもっと元気になって笑顔が広がるようにがんばるモン!今日からツイートも再開するモン。これからも熊本をどうぞよろしくお願いしますモン! pic.twitter.com/3tzYlQfbIz
— くまモン【公式】 (@55_kumamon) 2016年6月1日
熊本城も被災
石垣が崩れながらもしっかりと立つ #熊本城 など #熊本地震 で被災した一部地域を、地元のお力添えをいただいて撮影、ストリートビューを公開しました。復興作業が続く現地の「いま」の様子を知る一助となることを祈っています。 https://t.co/bes56ucghj pic.twitter.com/0bAIcPPFyQ
— Google Japan (@googlejapan) 2016年9月29日
天皇・皇后両陛下は5月19日に熊本訪問
両陛下様、激励のお言葉ありがとうございました。 pic.twitter.com/LwLiIOHc8b
— GEN from.BLUE FOREST (@GEN_aomori) 2016年5月19日
来られた!
— Jita (Fujitani) (@CountryJita) 2016年5月19日
ちょっと話した!笑 pic.twitter.com/VsoYpbwVXS
「両陛下は、地震発生直後から新聞やテレビを通して被害状況の把握につとめられ、被災されたかたがたを一刻も早くお見舞いし、勇気づけたいとお考えになっていました。余震が続く中での被災地訪問には危険が伴うという意見もありましたが、両陛下の強いご希望と今後の公務やサミットの日程などを考慮した上で、このタイミングでの実現となりました」
芸能人・スポーツ選手らによる支援
多くの芸能人・スポーツ選手ら著名人が被災地へボランティアや支援を行った。時として売名とのそしりの声もあったが、多くの人は彼らの行動に賞賛の声を送った。
紗栄子
スザンヌ
中居正広ら
長嶺小の炊き出しにSMAPの中居くんがラーメン屋さんに混じってチャーハン作ってた。最後に顔見せてたっぽい pic.twitter.com/Qe8ZIceFT3
— どて。 (@nekoluno1201) 2016年4月24日
木村拓哉、長瀬智也、岡田准一、石原軍団
益若つばさ
ダレノガレ明美
竜之介動物病院さんにお邪魔させていただきました!
— ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) 2016年5月3日
避難所に入れない動物さんを一時的に預かったり、飼い主さんも一緒に避難されていたり…
動物も同じ家族です!
竜之介動物病院さんのように動物と一緒に避難できる場所があることに感激しました pic.twitter.com/kUJIHBPB0O
佐々木希
佐々木希さんと、まいまいが総合体育館の吉野家の炊き出しのボランティアにきてくれました😊
— y (@vKiVU8sQb072ta6) 2016年4月28日
優しいし、声かけてくれたり、気さくに写真とってくれたり、めちゃステキでした
元気をもらいました
ありがとうございました💗 pic.twitter.com/SN1vB3fwz0
倉木麻衣
タレントのスザンヌが熊本地震の被災地で開催されたイベントに参加。会場には彼女が大好きなミュージシャン・倉木麻衣の姿もあり「ハグまでさせてもらって感激っ」と大喜びしている。
ステージで歌声を披露した倉木麻衣は屋台で焼きそばを作ったり、参加していた子ども達と気軽に写真撮影に応じていたようだ。スザンヌも大好きな倉木とのツーショットが実現し大喜び。
SEKAI NO OWARI
①ツアーの途中、私たちは熊本県の南阿蘇に行かせて頂きました。
— Saori(SEKAINOOWARI) (@saori_skow) 2016年7月12日
そこで地震で苗が倒れてしまったいちご農業の方、水田にヒビが入ってしまった農家の方、家の中が片付けられないような状態になってしまった方などのお手伝いをさせて頂きました。 pic.twitter.com/NNds3vAU4V
浅田真央
真央ちゃん 今日は益城町総合体育館に来てくれたんですね
— mnkaaa 真央ちゃんお疲れさま (@pomon555) 2016年8月8日
忙しい中本当にありがとう^_^ pic.twitter.com/d8Y1jh41kK
香川真司
https://t.co/kZJv9Q13RY 5歳で阪神大震災を経験した香川真司選手が被災地支援のため熊本市立若葉小をサプライズ訪問。くまモンも一緒です。みんな喜大喜び。写真特集でhttps://t.co/2KEAKLNB07 pic.twitter.com/W3PHHxEEDj
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2016年5月24日
長友佑都らサッカー日本代表
今日は代表の仲間と熊本行ってきました!!!
— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2016年5月23日
まだまだ復興には時間がかかりますが、1人1人がやれることを行動に移していきましょう。
小さな力でもみんなで協力すれば大きな力になります! pic.twitter.com/kIBrKB8cHb
吉田麻也#熊本地震 #日本代表 #復興支援 #熊本 #ロアッソ熊本 #roasso pic.twitter.com/zdEQpHjue8
— マリリン音楽最高! (@tibiboss_mari) 2016年5月23日
高須克弥
東京ヘリポートに飲料水搬送中。めいっぱい積み込んだら高須ヘリ九州に出発 pic.twitter.com/nTQCELJA5q
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年4月19日
普段から備えておきたい、防災の心得
「本当に必要な」防災グッズとは
東日本大震災や熊本地震などで被災した1,089人のママの体験談をまとめた『子どもを守る防災手帖』から、災害が起きた時に本当に必要なものを紹介。
「地震保険」は頼りになるのか
一瞬で全てを失う地震。その後生きていくためにひつよなのはやはりお金だが、これだけ地震が多いにも関わらず地震保険への加入率は非常に低い。地震保険は頼りにならないのか。
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