米EV税優遇、ルール厳格化で対象車減少 日産車も外れる
ロイター / 2024年1月3日 16時27分
1月1日、米財務省は、EV購入時に消費者が受けられる最大7500ドルの税優遇措置について、新たなバッテリー調達ルールが同日発効したのに伴い、日産自動車の「リーフ」、米テスラの「サイバートラック(全輪駆動)」や「モデル3」の一部など多数が対象から外れたと明らかにした。写真は「リーフ」。都内で2023年11月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
David Shepardson
[ワシントン 1日 ロイター] - 米財務省は1日、電気自動車(EV)購入時に消費者が受けられる最大7500ドルの税優遇措置について、新たなバッテリー調達ルールが同日発効したのに伴い、日産自動車の「リーフ」、米テスラの「サイバートラック(全輪駆動)」や「モデル3」の一部など多数が対象から外れたと明らかにした。
同省は昨年12月、米EV供給網の中国依存脱却に向けた新たなバッテリー調達ルールを公表していた。
新ルール発効を受け、税控除の対象となるモデルはこれまでの43から19に減少。これには同じ車種の異なるバージョンも含まれる。財務省によると、一部メーカーはまだ車両の情報を提出していないため、対象車種のリストは今後変更される可能性がある。
日産はリーフが将来的に再び税控除の対象となるよう、変化する要件に対応すべく部品メーカーと協力しているとコメントした。
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