サウジアラムコ、ガス施設拡張工事を発注 77億ドルで

　４月２日、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは、運営するファディリ・ガスプラントの処理能力拡張工事を７７億ドルで韓国のサムスン・エンジニアリングなどに発注したと発表した。写真はサウジアラムコのロゴ。バーレーンのマナーマで２０１７年３月撮影（２０２４　ロイター／Hamad I Mohammed）

[ドバイ ２日 ロイター] - サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは２日、運営するファディリ・ガスプラントの処理能力拡張工事を７７億ドルで韓国のサムスン・エンジニアリングなどに発注したと発表した。現在の処理能力は日量２５億立方フィートだが、４０億立方フィートに拡大する。工事は２０２７年１１月までに完了する見込み。

サムスン・エンジニアリングのほか、韓国のＧＳエンジニアリング・アンド・コンストラクション、サウジの建設会社ネスマ・アンド・パートナーズとＥＰＣ（エンジニアリング、調達、建設）契約を結んだ。

アラムコはガス生産能力を３０年までに１６年の水準から６０％以上拡大する戦略を掲げている。