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米FRB、年央に利下げ開始 ペースは緩やかに=PIMCO

ロイター / 2024年4月4日 7時43分

 米大手債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)は4月3日、米連邦準備理事会(FRB)の利下げについて、年央に開始される見通しだが、他の先進国よりも緩やかなペースになるとの見方を示した。2018年4月、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Davide Barbuscia

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米大手債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)は3日、米連邦準備理事会(FRB)の利下げについて、年央に開始される見通しだが、他の先進国よりも緩やかなペースになるとの見方を示した。

PIMCOはインフレリスクが米国よりも低いことからオーストラリア、カナダ、英国などの債券市場を選好しているという。同社のエコノミスト、ティファニー・ワイルディング氏とグローバル債券部門のアンドリュー・ボールズ最高投資責任者(CIO)が6─12カ月の展望リポートで述べた。

リポートは「パンデミックを背景にしたインフレ高進を抑制するため一斉に金融政策を引き締めた世界の中央銀行は、利下げに際してさまざまな道をたどるだろう」とし「多くの先進国経済が減速する中、米国は驚くほど力強い勢いを維持している」と指摘。パンデミック関連の大規模な景気刺激策、財政赤字拡大、人工知能(AI)ブームなどを支援要因に挙げた。

米大統領選候補者の経済政策も米経済成長を後押しし、他の地域の成長に不利に働く可能性があるとみられ「米国では持続的なインフレリスクが最も高く、他の地域では景気後退リスクが依然として最大の懸念材料となっている」とした。

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