仏シュナイダー、ロシア事業を現地経営陣に売却へ

７月４日　フランスのシュナイダーエレクトリックは４日、ロシア事業を現地の経営陣に売却することで合意したと発表した。写真はシュナイダーエレクトリックのロゴ。２０２０年４月、パリ近郊の本社で撮影。（２０２２年　ロイター／Charles Platiau）

［パリ　４日　ロイター］ - フランスのシュナイダーエレクトリックは４日、ロシア事業を現地の経営陣に売却することで合意したと発表した。最大３億ユーロ（３億１３００万ドル）の評価損を計上する。

「秩序ある移管を計画しており、移管プロセスを通じてロシアとベラルーシの従業員支援に資源を配分する」としている。

ロシアではウクライナ戦争を受けて撤退する外国企業が相次いでいる。同国ではロシアから撤退した外国企業の資産を押収し刑事罰を科す新法が数週間以内に可決される見通しで、外国企業の撤退が加速している。