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ガザでの支援職員死亡、イスラエルの説明不十分=豪首相

ロイター / 2024年4月4日 14時29分

アルバニージー豪首相は4日、パレスチナ自治区ガザでオーストラリア人女性を含む7人の支援団体職員が死亡した空爆について、イスラエル側の説明は不十分との見解を示した。資料写真、3月撮影(2024年 ロイター/JOEL CARRETT)

[シドニー 4日 ロイター] - アルバニージー豪首相は4日、パレスチナ自治区ガザでオーストラリア人女性を含む7人の支援団体職員が死亡した空爆について、イスラエル側の説明は不十分との見解を示した。

死亡したのは支援団体「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」のスタッフ7人で、オーストラリア、英国、ポーランド、パレスチナ、米国とカナダの二重国籍者が含まれた。イスラエルは2日、軍が空爆で誤って殺害したと釈明したが、米国など複数の同盟国の間で非難の声が広がっている。

アルバニージー氏はシドニーで行った記者会見で「どのようにこの事態が発生したかの説明を受ける必要がある。これは単なる戦争の副産物だといった内容を含む一連の発言は、十分な説明とは言えない」と述べた。

ネタニヤフ氏は2日に公表したビデオ声明で「戦争ではこうしたことが起こる」と発言。イスラエル軍は独立した専門家による調査を約束した。

アルバニージー氏は「(イスラエルは)適切かつ全面的な調査を約束している。その透明性と、調査結果の公表を望む。それにより、事態の正確な発生経緯が分かる」と述べた。

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