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午後3時のドルは151円半ば、介入懸念で高止まり

ロイター / 2024年4月4日 15時16分

 4月4日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤と変わらずの151円半ばで取引されている。写真は米ドル紙幣。2020年5月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 4日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤と変わらずの151円半ばで取引されている。米利下げ見通しの後退と円買い介入への警戒感が、値動きを上下ともに抑制する状況が続いた。

東京のドルはこの日も、151円半ばを中心とする狭いレンジ内で売買が交錯した。前日海外では一時151.95円と34年ぶり高値に迫る場面もあったが、米市場の終盤にかけて米金利が低下するとドルも弱含みとなり、東京もその流れに沿う形となった。

ドル151円台の攻防は1週間半が経過し、市場では「そろそろ動いてもいいのではないか」(FX会社)と、しびれを切らすような声が飛び交っている。5日発表の米雇用統計がその手掛かりになる公算が高いとして、大きな注目を集めている。

一方、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が3日の講演で利下げ前の議論の必要性を主張したことで、市場では6月ごろとみられる利下げ時期がさらに後ずれする可能性を警戒する声が聞かれた。

きょうも8人のFRB幹部が講演などで発言を予定しており、市場の思惑が揺さぶられる可能性もありそうだ。発言予定者は以下の通り。

フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁、リッチモンド地区連銀のバーキン総裁、シカゴ地区連銀のグールズビー総裁、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁、クリーブランド地区連銀のメスター総裁、セントルイス地区連銀のムサレム総裁、FRB理事のクーグラー氏、ボストン地区連銀のコリンズ総裁。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 151.64/151.65 1.0840/1.0844 164.41/164.42

午前9時現在 151.57/151.60 1.0836/1.0840 164.27/164.31

NY午後5時 151.68/151.71 1.0834/1.0838 164.35/164.39

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