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日経平均は反落、利益確定売りに押され 米雇用統計前の週末で

ロイター / 2021年11月5日 15時51分

 11月5日、 東京株式市場で日経平均は反落した。都内で5日撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落した。米株高が好感され朝方は高く寄り付いたが、前日までの上昇が急ピッチだったことに加え、米雇用統計を控えた週末でもあり、利益確定売りに押された。好決算を発表した銘柄の物色は引き続きみられた。

日経平均は米株上昇の流れを引き継ぎ高く始まったものの、短時間で下げに転じると下げ幅を拡大した。今週は前週末から一時900円超高と急上昇していたほか、米雇用統計を控えた週末だったこともあって、利益確定売りが優勢となった。上海株や香港株の軟調な動きも嫌気された。

後場に一時2万9500円近くまで下落する場面もあったが、その後、大引けにかけては、やや持ち直す動きとなった。

半導体関連株は堅調な銘柄が目立った。米国でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が連日の最高値更新となったことを好感した。

市場では、衆院選や米連邦公開市場委員会(FOMC)といったイベントを通過し、不透明要因が後退したとの見方が出ている。「決算は引き続き良好で、1株あたり利益(EPS)は切り上がってきている。年末に向けて先高観がある」 (三木証券の北澤淳商品部投資情報グループ次長)と、株高トレンドへの期待が聞かれた。 TOPIXは0.69%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆9916億8900万円だった。東証33業種では、海運業、鉄鋼、倉庫・運輸関連業など26業種が下落。値上がりは水産・農林業、その他製品、金属製品など7業種だった。

前日の取引時間中に発表した好決算を手掛かりに堅調だったトヨタ自動車が反落した。日本郵船も軟調だった。一方、好決算を手掛かりにSUMCOが物色された。キーエンス、任天堂も買われた。 東証1部の騰落数は、値上がりが540銘柄、値下がりが1591銘柄、変わらずが52銘柄だった。

6日の米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が上昇、6営業日連続で終値ベースの最高値を更新した。米半導体大手クアルコムが3日発表した好決算を受け、半導体関連株が上昇した。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 29611.57 -182.80 29840.73 29,504.07─29,840.73

TOPIX 2041.42 -14.14 2053.32 2,033.33─2,053.32

東証出来高(万株) 126664.00 東証売買代金(億円) 29916.89

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