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日経平均は続伸、米ハイテク株高が支援 一巡後は伸び悩み

ロイター / 2024年4月23日 15時38分

 4月23日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比113円55銭高の3万7552円16銭と、続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Hiroko Hamada

[東京 23日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比113円55銭高の3万7552円16銭と、続伸して取引を終えた。前日の米ハイテク株高が支えとなり、朝方は上昇圧力が強まった。ただ、買いが一巡した後は次第に利益確定売りに押され、後場は小幅高の水準で伸び悩む展開が続いた。

日経平均は前営業日比358円高と堅調にスタートした後、379円高の3万7817円78銭で高値を付けた。ハイテク銘柄の一角がしっかりで指数を押し上げたが、徐々に利益確定売りも出て上げ幅を縮小。前日比小幅安の水準まで値下がりする場面もあった。

後場は3万7500円台を中心に一進一退の展開が続いた。物色動向としては、金融株や食料品など内需セクターがしっかりだった。

市場では「先週に2000円以上値下がりした割には、反発力が抑えられている」(国内証券・ストラテジスト)との声が出ている。

丸三証券の投資情報部長・丸田知宏氏は「これまで株高を主導してきた半導体株の調整が続いており、企業決算を確認するまでは資金が入りづらいのではないか」と指摘。日本株は上値の重い展開が続きやすいとみている。ただ、半導体株の調整は買われすぎた反動だとして「株式市場を取り巻く環境が大きく悪化したわけではないだろう」(丸田氏)という。

TOPIXは0.14%高の2666.23ポイントで取引を終了。プライム市場指数は前営業日比0.14%高の1372.34ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は3兆7014億3100万円だった。東証33業種では、保険、証券、建設など20業種が値上がり。海運、ゴム製品、金属製品など13業種は値下がりした。

個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが1%超高、東京エレクトロンが小幅高だった。アドバンテストは小幅安、ディスコが2%超安と軟調だった。

前日に業績予想の引き下げを公表したLIXILは3%超安だった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.09%安の650.64ポイントと、反落した。

プライム市場の騰落数は、値上がり936銘柄(56%)に対し、値下がりが651銘柄(39%)、変わらずが65銘柄(3%)だった。

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