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国内新車販売12月11.4%減、減少幅は縮小 21年は3年連続マイナス

ロイター / 2022年1月5日 16時40分

 1月5日、自動車販売の業界団体が発表した2021年12月の国内新車販売台数は、前年同月比11.4%減の33万6442台と6カ月連続でマイナスとなった。写真は都内にある自動車のショールームで2016年2月撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 5日 ロイター] - 自動車販売の業界団体が5日発表した2021年12月の国内新車販売台数は、前年同月比11.4%減の33万6442台と6カ月連続でマイナスとなった。半導体不足や東南アジアでの新型コロナウイルス感染再拡大による部品供給の停滞継続が響いた。ただ、減少幅は11月より縮小した。2021年の年間では前年比3.3%減の444万8340台で3年連続のマイナス、2年連続で500万台を割り込んだ。

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が5日に発表した数値をロイターがまとめた。月ベースでの減少幅は9月が32.2%、10月が31.3%、11月は14.3%で、12月は11.4%と縮小した。各社の減産に伴う新車販売の落ち込みは回復しつつある。

年間では、東日本大震災の起きた11年(約421万台)に次ぐ低い水準で、リーマン・ショックの影響で落ち込んだ09年(約460万台)を下回った。

12月の登録車は10.2%減の21万8782台と4カ月連続で前年同月を下回った。軽自動車は13.6%減の11万7660台と7カ月連続で前年を割り込んだ。

21年の通年では、登録車が2.9%減の279万5818台で4年連続でマイナス、2年連続で300万台を下回った。軽自動車も3.8%減の165万2522台で3年連続で前年を割り込んだ。

12月の新車販売実績をメーカー別でみると、登録車については大手8社のうち、トヨタ自動車(レクサス車を除く)が8.2%減と4カ月連続で減少、日産自動車が12.8%減となるなど5社が前年同月を下回った。一方、マツダは7カ月ぶりの増加に転じ、ホンダも2カ月連続で増えた。

軽自動車では、8社すべてが前年同月を下回った。日産が60%減、三菱自動車は41.3%減となった。両社はエアバッグの性能が一部条件下で発揮されない可能性があるとしてワゴン車の出荷を停止している。

年間の軽自動車総販売台数では、ダイハツが32.2%のシェアで首位、スズキは30.8%で2位だった。

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