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米証券決済期間の短縮、欧州中心に予想以上の影響=シティ調査

ロイター / 2024年9月5日 12時13分

 9月4日、米国で証券取引の決済期間が今年に入り短縮化したことは、市場参加者全体に予想以上の影響を与えており、欧州が最も大きな打撃を受けたことがシティグループの調査で明らかになった。写真は米ニューヨークにあるニューヨーク証券取引所で8月撮影(2024 ロイター/Brendan McDermid)

Laura Matthews

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国で証券取引の決済期間が今年に入り短縮化したことは、市場参加者全体に予想以上の影響を与えており、欧州が最も大きな打撃を受けたことがシティグループの調査で明らかになった。

米国証券(株式・社債)の決済期間は5月に「取引日後2営業日以内(T+2)」から「取引日後1営業日以内(T+1)」に短縮された。米証券取引委員会(SEC)が実施した法改正によるもので、カウンターパーティーリスクの軽減と市場の流動性改善が狙い。

セキュリティーズ・サービス・エボリューションの調査では、この移行はバイサイド企業とセルサイド企業の44%にとって「予想以上の影響があった」ことが明らかになった。

深夜の決済や資金調達の問題に対処することが困難だったため、欧州が最も大きな影響を受けた。

調査は「資金調達から従業員数、証券貸付、失敗率まで、あらゆる分野が当初の予想よりも大きな影響を受けたようだ」としている。

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