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台湾総統、軍事衝突「求めてない」 自由守る決意も

ロイター / 2021年10月8日 12時47分

 台湾の蔡英文総統は8日、軍事衝突は求めていないと述べた上で、台湾の自由を守るためにはどんな手段でもとると表明した。台湾の台南で1月撮影(2021年 ロイター/Ann Wang)

[台北 8日 ロイター] - 台湾の蔡英文総統は8日、軍事衝突は求めていないと述べた上で、台湾の自由を守るためにはどんな手段でもとると表明した。台湾と中国の緊張がこのところ強まっており、国際社会に警戒感が広がっている。

台北で開かれた安全保障に関するフォーラムで「台湾は近隣諸国との平和かつ安定的で、予測可能ならびに互恵的な共存を望んでいる。ただ、台湾はその自由と民主的な生活様式を守るためにはどんな手段もとる」と語った。

蔡総統は、インド太平洋地域の繁栄には平和で安定的かつ透明な環境が必要で、同地域には数多くの機会が存在していると述べた。

「これは同時に新たな緊張や体制の矛盾を生じさせており、慎重に対処しなければ国際的な安全保障と世界経済に壊滅的な影響を及ぼし得る」との見方を示した。安定を確保するために地域の国々と協力する考えだと続けた。

「東シナ海、南シナ海、台湾海峡での武力衝突を防ぐために、地域の国々と連携する決意だ」と述べた。

台湾には今週、フランス上院の議員団とオーストラリアのアボット元首相が訪れている。

個人的な訪問としているアボット氏は同じフォーラムで、オーストラリアや台湾に対する中国の攻撃的な行動を批判。中国が台湾を「飲み込む」のを米国が静観するとは想定していないと語った。

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