イスラエル軍、ガザ北部の難民キャンプ攻撃

１０月８日、イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザ北部のジャバリア難民キャンプで戦車を進軍させ、住民に退避命令を出した。写真は７日、ガザ北部から立ち上る煙。イスラエル側から撮影（２０２４年　ロイター/Amir Cohen）

Nidal al-Mughrabi

[カイロ ８日 ロイター] - イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザ北部のジャバリア難民キャンプで戦車を進軍させ、住民に退避命令を出した。現地の住民が明らかにした。

空爆も実施しており、パレスチナの医療関係者によると、犠牲者が出ているが、戦闘のため現場に近づけない状況という。

イスラエル軍は、イスラム組織ハマスの戦闘員によるジャバリアから攻撃や戦闘員の再編成を阻止することが狙いだと説明している。

パレスチナの保健当局はガザ地区で過去２４時間に数十人が死亡したと発表。イスラエル軍は、ガザ北部の戦闘で兵士１人が死亡したことを明らかにした。