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イスラエル、イエメンのフーシ派拠点を空爆 報復措置と表明

ロイター / 2025年1月11日 0時55分

イスラエル軍は10日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が利用しているとする発電所と2つの港を爆撃した。写真はイスラエルのネタニヤフ首相。2023年10月撮影(2025年 ロイター/Ronen Zvulun)

Clauda Tanios Tala Ramadan

[ドバイ 10日 ロイター] - イスラエル軍は10日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が利用しているとする発電所と2つの港を爆撃した。フーシ派によるドローン(無人機)とミサイル攻撃に対する報復措置としている。フーシ派のメディアによると、少なくとも3人が負傷した。

イスラエルのネタニヤフ首相は「フーシ派はイスラエルに対する攻撃の代償を払っている。今後も重い代償を払い続けることになる」と述べた。

フーシ派が運営するアル・マシラテレビによると、イエメンの首都サヌアにあるヘジャズ中央発電所が13回にわたり空爆を受けた。同発電所の作業員を含む3人の民間人が負傷し、多数の家屋が損壊したとしている。このほか、ホデイダ港なども空爆を受けたと報じている。

イスラエル軍はこうした標的を確認。ヘジャズ中央発電所はフーシ派の軍事活動に必要な電力を供給していたとしたほか、攻撃した港湾施設はフーシ派が利用していたとの見解を示した。

フーシ派のヤヒヤ・サリー報道官によると、フーシ派は過去48時間以内にイスラエルの商都テルアビブに向けドローン3機を発射したほか、紅海で米軍空母「ハリー・S・トルーマン」に対しドローンとミサイルを発射した。

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