台湾がWHOに悪意に満ちた攻撃、独立のためウイルス利用=中国当局

ロイター / 2020年4月10日 16時33分

 4月10日、中国当局は、台湾が世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長(写真)に対して「悪意に満ちた」攻撃をし、独立を追求し、インターネットユーザーと共謀して人種差別的なコメントを拡散していると非難した。ジュネーブで2月撮影(2020年 ロイター/Denis Balibouse)

[北京/台北 10日 ロイター] - 中国当局は、台湾が世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長に対して「悪意に満ちた」攻撃をし、独立を追求し、インターネットユーザーと共謀して人種差別的なコメントを拡散していると非難した。

台湾の外交部(外務省)は9日、テドロス事務局長が台湾から人種差別的な中傷を受けたと述べたことについて、「根拠のない」言いがかりだと反論した。

テドロス事務局長は8日、自身に対する人種差別的な中傷を受け付けないとし、こうした中傷が台湾からあったと述べた。

台湾は中国の反対でWHOに加盟できず、新型コロナへの対応を巡りWHOへの批判を強めている。

中国の台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室は9日夜に声明を発表し、「(台湾の与党)民進党は独立を追求するために無節操にウイルスを利用し、WHOとその責任者らに対して悪意に満ちた攻撃をしている」ほか、インターネットユーザーと共謀して人種差別的なコメントを拡散していると主張、「われわれはこれを強く非難する」と表明した。

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