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アリババ創業者、異例の長文メモで従業員鼓舞 再編に支持表明

ロイター / 2024年4月10日 16時23分

中国電子商取引大手アリババの共同創業者、馬雲(ジャック・マー)氏は従業員宛てに異例の長文メモを書き送り、同社再編への支持を表明した。写真は2018年9月、上海で撮影(2024年 ロイター/Aly Song)

Casey Hall

[上海 10日 ロイター] - 中国電子商取引大手アリババの共同創業者、馬雲(ジャック・マー)氏は従業員宛てに異例の長文メモを書き送り、同社再編への支持を表明した。表舞台からここ数年遠ざかっていた同氏が積極的な役割を担う意欲を示した可能性がある。

アリババの香港上場株は投稿を受けて5%上昇した。

アリババは1年前に事業を6部門に分割すると発表、創業以来最大の再編に踏み切った。その後は新最高経営責任者(CEO)の就任、クラウド・ロジスティクス部門の上場計画の発表・撤回など、波乱の時期が続いた。電子商取引ではPDDホールディングスやバイトダンス傘下のドウインなどの低価格のライバルにシェアを奪われた。

馬氏はほぼ1ページにわたる投稿で、呉泳銘CEOと蔡崇信会長のリーダーシップを称賛。事業分割が意思決定の合理化につながり、アリババをより機敏かつ顧客志向にしたと指摘した。

また、アリババは過去に多くの間違いを犯したとした上で「昨日の問題を迅速に認めて修正する勇気を持つとともに、未来に向けた改革を実行する必要がある」と主張。

「内外に多くの疑念や圧力はあるが、私は今年、力強く勇敢なアリババチームの誕生を見た」と語った。

電子商取引コンサルタント会社、WPICマーケティング+テクノロジーズのジェイコブ・クックCEOは、投稿は「ネガティブな声が高まる中、アリババの経営陣への内外の信頼を回復させることが目的」としている。

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