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年初からの変動大きい、あらゆる手段排除せず=為替円安で神田財務官

ロイター / 2024年4月11日 8時57分

 神田真人財務官は4月11日午前、財務省内で記者団に対し、一時1ドル153円台と約34年ぶりのドル高円安水準となった為替相場について「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず適切な手段をとる」と述べた。都内の財務省で2022年1月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

Yoshifumi Takemoto Satoshi Sugiyama

[東京 11日 ロイター] - 神田真人財務官は11日午前、財務省内で記者団に対し、一時1ドル153円台と約34年ぶりのドル高円安水準となった為替相場について「年初からの変動は大きい」「過度な変動は国民経済に悪影響を与える」として、「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず適切な対応をとる」との方針を強調した。

神田財務官は為替介入について特定の水準を念頭に置いていないとした。また「為替介入かどうかは別にしてわれわれ、前から申し上げているように国家公務員なので、あらゆる事態に常日頃から備えている」と説明した。

現在の為替変動が過度な動きかとの質問に対しては「総合的に判断をしているので、どちらかは申し上げられない」と答えた。

円安は「得する人と損する人がいるが、生産拠点の海外移転などで日本経済を利する力は弱くなっている」とも指摘した。

米株安など金融市場のリスクオフにより為替が円高方向に転換する可能性については、東日本大震災のような「悲劇が起こると円高になることがあり、そのダイナミズムが今も続いているかというと、そうでないとの見解もあるが、一般的にはリスクオフ時はそのような(円高方向の)動きが観察される」と話した。

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