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タイ中銀、金融政策で経済見通し重視 持続可能な回復確保へ

ロイター / 2023年10月11日 14時33分

Orathai Sriring Chayut Setboonsarng

[バンコク 11日 ロイター] - タイ中央銀行は11日、持続可能な景気回復を確実にするため、金融政策を決定する際に短期的なデータではなく、より広範な経済見通しに重点を置く方針を示した。

中銀のディレクター、Phurichai Rungcharoenkitkul氏はフォーラムで、観光業回復の遅れと輸出低迷が全般的な成長を圧迫しているものの、「景気回復は内需主導で予想通り進んでいる」と述べた。

中銀はノイズを見抜く必要があり、不確定要素の多い短期的なデータに過敏に反応してはならないと指摘した。

中銀はこの日、前回9月の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。中銀は金融状況は引き締まったものの依然として景気回復を後押ししているとの見解を示していたことが明らかになった。

金融政策委員会は今後の金融政策を検討する際、政府の経済政策による上振れリスクも含め、成長とインフレの見通しを考慮するとしている。

中銀は9月27日の政策会合で主要政策金利の翌日物レポレートを25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.50%とした。利上げは予想外だった。

中銀は今年の経済成長予測を3.6%から2.8%に下方修正。来年の経済成長予測は3.8%から4.4%に上方修正した。昨年の実績は2.6%。

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