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トランプ氏、中国の習主席との関係に変化 コロナ禍で

ロイター / 2020年8月12日 1時14分

トランプ米大統領は11日、中国の習近平国家主席とは以前、非常に良好な関係にあったが、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)を受けて関係は変化し、習主席とは長い間話をしていないと述べた。大阪で昨年6月撮影(2020年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領は11日、中国の習近平国家主席とは以前、非常に良好な関係にあったが、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)を受けて関係は変化し、習主席とは長い間話をしていないと述べた。

トランプ氏はFOXスポーツ・ラジオとのインタビューで、米中の第1段階通商合意に触れ、「習氏との関係は素晴らしかった。私は彼のことが好きだが、今では同じように感じられない」と指摘。「思いが異なっているのは確かだ。かつて彼とは本当に良好な関係だったのに、もう長い間話をしていない」と述べた。

さらに、新型コロナの打撃は貿易摩擦の影響の比ではないとし、「死者や世界的なロックダウン(都市封鎖)など、不名誉なことだ」と批判した。

中国による香港国安法の施行や台湾を巡る問題については、米政権が香港への優遇措置を廃止したことに言及した。一方、香港のメディア王で著名な民主活動家の黎智英(ジミー・ライ)氏が香港国家安全維持法の下、外国勢力と結託した疑いで逮捕されたことにはコメントしなかった。

*内容を追加しました。

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