午前の日経平均は反落、戻り売り優勢 好業績銘柄の物色は活発
ロイター / 2021年2月12日 12時3分
[東京 12日 ロイター] - 12日午前の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比83円57銭安の2万9479円36銭と反落した。ナスダック総合指数とS&P総合500種が最高値を更新するなど、前日の米株高の流れを引き継いで、日本株も一時2万9650円51銭の高値を付け、昨年来高値を更新したが、その後は戻り売り優勢の展開となった。
TOPIXは0.07%高で午前の取引を終了。寄り付き後には1937.74ポイントの高値を付け、5営業日連続でバブル後高値を更新した。東証1部の売買代金は1兆6291億円。東証33業種中、金属製品、鉱業、証券業、その他製品など15業種は値上がり。一方、海運業、繊維業、電気・ガス業など18業種は値下がりした。
市場からは、「物色の好循環は続いているが、ここのところ大きな流れはみられない」との指摘も聞かれる。「銘柄ごとに上昇したら利益確定売りが出て、好業績銘柄が下がったら押し目買いが入る、というような展開が続いている」(国内証券)という。
個別では、トヨタ自動車が商いを伴って続伸。東証1部の売買代金ランキングで第3位となった。10日に発表した好決算を手掛かりに、連日の昨年来高値更新となった。
その他、東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連株が堅調に推移し、この2銘柄で日経平均を70円ほど押し上げた。
東証1部の騰落数は、値上がり1041銘柄に対し、値下がりが1041銘柄、変わらずが109銘柄だった。
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